皆さんは、直近の生理開始日を覚えていますか。生理周期についてはどうでしょうか。自分の 生理 周期 を把握することは、妊娠するために必要なだけでなく、スキンケアやダイエットをする際にも役に立ちます。これまで何となく毎月来るもの、と思っていた人は一度数えてみることをお勧めします。
自分の生理周期、把握していますか?
そもそも生理周期とは
「生理周期」と聞くと、大体28日から30日くらいと答える人が多いですが、実際には個人差があります。計算方法を間違えている方も多いです。生理周期の計算方法は、まず、生理開始日が起点となります。
生理開始日から次の生理の生理開始日の前日までをカウントします(生理の終了日は関係ありません)。毎回同じとは限りませんので、直近4回分ほどのデータを用意して、平均値を出すといいでしょう。
生理周期からわかること
生理周期がわかると、自分の月経が正常かを判断する一つの目安になります。学校等では、生理周期は28日くらいと習いますが、実際には個人差があり、25日~38日は正常な月経と言われています。
それより周期が短い場合は、頻発月経、長い場合は希発月経と言われ、いずれも排卵が起こっていなかったり、安定していなかったりする可能性があります。
また、月経が規則的に来ず、周期がバラバラで統一性のない場合も、ホルモンバランスが乱れている可能性があります。生理周期が正常でない場合で、特に妊娠を望んでいる方は早めに婦人科を受診しましょう。
いつかは妊娠を望んでいるのなら
いつかは妊娠したい、と思っている女性にとって、生理周期の把握はとても重要です。さらに、基礎体温を付けることで、排卵がきちんと行われているかをチェックすることができます。
実は、毎月正常な月経があっても、排卵が行われていない可能性も少なからずあるのです。将来の妊娠のために、自分の体を早めに知ることはとても大切です。生理周期を把握するとともに、基礎体温も記録してみましょう。
生理周期とスキンケア
生理周期の把握は、妊娠に向けた体づくり以外にも役に立ちます。実は生理周期と肌の状態は深く関係していると言われているのです。毎日同じスキンケアをしているのに、肌の調子がいい時と悪い時がありませんか。
肌の調子が一番いいのは、生理が終わってから排卵までの時期(生理周期が28日の人であれば、7日~14日)です。この時期は新しい化粧品を試したり、シェービングをしたりするのに適しています。基礎体温を付ければ、より正確に期間が把握できます。
反対に吹き出ができたり、化粧ノリが悪いと感じたりするのは、生理前の一週間ほどです。この時期は肌に対してチャレンジングなことはせずに、いつも通りのケアを入念に行いましょう。
また、生理中は、血行が悪く体が冷えやすい状態です。肌の乾燥対策をしっかりと行いましょう。
生理周期とダイエット
スキンケアだけでなく、ダイエットも生理周期に合わせると効果的です。生理中はお腹が痛かったり、体が重かったりで、なかなか痩せません。この時期は無理をせず、リラックスして過ごしましょう。食事制限や激しい運動はストレスをためてしまい逆効果です。
一番痩せやすいのは、生理後から排卵までの時期(上記肌の調子が一番いい時と同じ!)です。この一週間に集中して運動や食事制限を取り入れてダイエットに取り組みましょう。その後の一週間は落とした体重をリバウンドさせないよう定着させる時期です。
ストイックになりすぎずに、ゆったりした気持ちでダイエットに取り組みましょう。その後は生理前ですので、不快症状が出てくる人も多いでしょう。
生理前の一週間は体重を増やそうと体のシステムが働くため、食欲のコントロールが難しくなります。この時期は無理をせず、少しくらい増えてしまっても仕方ない、くらいの気持ちで過ごしましょう。
まとめ
自分の生理周期、把握していますか?
そもそも生理周期とは
生理周期からわかること
いつかは妊娠を望んでいるのなら
生理周期とスキンケア
生理周期とダイエット