妊娠中のプレママさん、赤ちゃんのお世話で大忙しのママさん、水分補給はしっかりされていますか?
水分補給はしているつもりだけど、イオン飲料やジュースは糖分が心配、ノンカフェインドリンクは買いに行く手間とコストが気になる、冷たい水は体が冷えるなどなど、そんな悩みを解決してくれるのが「白湯(さゆ)」です。今回は、 白湯 の 作り方 をご紹介します。
白湯効果で健康美人になろう
白湯(さゆ)ってどんなもの?
白湯とは水を沸かしただけのお湯のことで、とてもシンプルな飲み物です。昔から世界各地で飲まれていて、特別な作り方もなければ味付けなども全くしません。
温度の目安も特にないそうです(参考までに、日本薬局方では、冷水=10度以下、微温湯=30~40度、温湯=60~70度、熱湯=100度と規定されています)。
健康増進の効果をはじめ、最近では美肌効果やダイエット効果を期待して飲む人も多いようです。
白湯の効果
人の体温は一般的に36度前後です。この体温よりも冷たいものを摂取すると胃腸の働きが弱くなり、消化吸収も悪くなります。反対に、体温よりも温かいものを摂取すると胃腸の働きが活発になり、体が温まります。
白湯を飲む目的としては、水分補給はもちろん、体を冷えから守るということがあります。ただのお湯なので胃腸に負担がかかるようなこともありません。
飲み続けることによって内臓が温まり代謝が上がる、血液の循環を高める、そして、女性にうれしいむくみや便秘解消の効果が期待できます。特別なにおいも味もないので、つわりで水分補給が上手くできない人にもすすめやすいと思います。
沸騰したお湯を50~60度くらいに冷まし、10分~15分ほどかけてゆっくり飲みましょう。お腹がじんわりと温まるのがわかります。1回で飲む量の目安は150ml~200ml、コップ1杯程度です。
期待できる白湯の効果
- 内臓(胃腸)が温まり、血液の循環が良くなる
- 冷えの予防・改善
- 血流が改善することによって、老廃物が排出されやすくなる
- むくみや便秘の予防・改善
- 全身の代謝が上がる
- ダイエット効果も期待できる
白湯を飲むタイミング、注意点
白湯を飲むのにいちばん良いとされるタイミングは、朝起きてすぐ。体の水分が出て体温も下がっている時に、コップ1杯程度の白湯を、ゆっくりゆっくり、少しずつ体に染み込ませるようなイメージで飲みましょう。
寝起きの胃腸が徐々に温まり、動きが活発になります。ゆっくりしすぎて白湯が冷たくならないように気を付けてくださいね。
食事中の白湯もコップ1杯を目安にしましょう。ガブガブ飲まず、ゆっくりと。また、体が重いと感じる人は食間にもコップ1杯の白湯がオススメです。内臓を温めて代謝が上がると身も心も元気になりますよ。
1日に飲む白湯の量は、700ml~800mlが目安です。白湯は体にいいから!と張り切ってたくさん飲んでいると、かえって体に負担をかけてしまうことになります。たとえば、白湯は水分吸収率が良いので、飲みすぎは逆にむくみを招く原因になってしまいます。
また、胃液を薄めて消化の働きが弱まる恐れがあるそうなので、食事中や食事直後の飲みすぎにも注意しましょう。
白湯を飲むポイント
最後に、白湯を飲むポイントをまとめておきます。
- 50〜60度のお湯(沸騰したお湯を冷ましても、レンジで温めてもOK)
- 1日の目安は700ml〜800ml
- 1回の目安は150ml〜200ml
- おすすめのタイミングは朝起きてすぐ
- 10分〜15分かけてゆっくり飲む。がぶ飲みはNG
- 飲みすぎに注意
以上です。体を冷やさないよう温めておくことは、様々な病気予防にもつながります。いつまでも健康で若々しいママでいるために、白湯を続けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
白湯を飲んで健康美人になろう
白湯ってどんなもの?
白湯の効果
白湯を飲むポイント