臨月になるとお腹も重くなってきて動くことが億劫に感じてしまいます。しかし病院の先生から臨月こそ運動をするように言われる人が多いようです。特に臨月には運動の中でもスクワットが良いと言う先生もいます。
そこで今回は 臨月 に スクワット をすると得られる効果は何か、ポイントも紹介します。
臨月にスクワットをする効果は?ポイントも紹介!
臨月にスクワットが良い理由は?
臨月にスクワットが良いと言われている理由が幾つかあるので紹介します。
1つ目は出産に必要な体力を蓄えることです。出産は陣痛から出産が終わるまでに大体10時間前後、長い人だと24時間かかってしまう人もいます。長い時間出産に耐えるために必要なことは体力です。スクワットをすることで出産を終えるまでの体力を蓄えることができます。
2つ目は骨盤が広がるということです。スクワットをすると骨盤が広がるようになり、骨盤だけでなく骨盤の周りもスムーズに動くようになります。骨盤が広がっていくことで赤ちゃんが出産の時に産道をスムーズにとおれるようになります。
3つ目は出産に会陰切開をしなくても済む可能性が上がるということです。スクワットをすると骨盤周辺の筋肉を鍛えることができます。
骨盤周りの筋肉を鍛えると会陰もよく伸びるようになります。出産の時によく会陰が裂けてしまったり切開をしたりする人がいますが、その可能性も低くなります。
スクワットの正しいやり方とは
スクワットの正しいやり方を説明します。
最初は肩幅くらいまで両足を広げて立ちましょう。この時に足の先は左右平行で内側または外側に向くことのないようにしましょう。背筋はピンと伸ばして息を吐きながらゆっくりとしゃがむようにしましょう。手を前に平行に出すと安定してスクワットをすることができます。
この時にひざ部分が足の先よりも前に出てしまうと転倒の危険もあるので気をつけましょう。深くしゃがまなくても良いので、無理ない程度の場所までしゃがんだらゆっくり息を吸って立ち上がってください。
スクワットのお勧めの回数は?
普段から運動をあまりしていない人は最初は数回などの少ない回数から始めて徐々に増やしてきましょう。段々とスクワットをすることに慣れたら15回前後行うと良いでしょう。
1日1回でも十分ですが、もしまだまだできるのであれば少し休憩を挟んで1日に3セット前後行うと良いです。無理をして毎日やる必要もありません。体調が良い日に行うようにしましょう。
気をつけるポイントは?
臨月にスクワットをするポイントが幾つかあるので紹介します。
1つ目は必ずかかりつけの病院へ確認をしてください。子宮の様子や胎盤の高さなどは個人差があるので、人によってはスクワットをしてはいけない場合もあります。自己判断は危険なので必ず確認をとってから始めましょう。
2つ目は正しいスクワットのやり方で行うことです。先ほど紹介した正しいスクワットのやり方で行うようにしましょう。間違っているスクワットのやり方を行ってしまうと膝やお腹、腰に大きな負担がかかってしまいます。
3つ目は手すりなどがある場所で行うことです。臨月でお腹が大きいのでスクワットをした時にふらつく場合もあります。お腹を地面にぶつけることのないように手すりがある場所などで行うようにしましょう。
スクワットは破水の可能性も!
スクワットは骨盤周りの動きをスムーズにし、骨盤を広げていく効果があります。そのためスクワットをしていると子宮も開きやすくなり、赤ちゃんが下がってきて破水をしてしまう場合があります。焦らずに病院へ連絡をしましょう。タオルやナプキンをあてて病院を受診するようにしてください。
いつお産に入っても良いように準備を!
臨月に入ってスクワットの許可がでた人は、いつ出産をしても大丈夫な人です。普段から出産の準備をして、何かあったらすぐに病院を受診するようにしてください。
まとめ
臨月にスクワットをする効果は?ポイントも紹介!
臨月にスクワットが良い理由は?
スクワットの正しいやり方とは
スクワットのお勧めの回数は?
気をつけるポイントは?
スクワットは破水の可能性も!
いつお産に入っても良いように準備を!