妊娠するとお腹の胎児と2人分の栄養分を摂取しようと必要以上に食べてしまう人がいますが、そのお陰でどんどん太ってしまい ダイエット をしなくてはいけない 妊婦 さんも多いのです。
妊婦は激しい 運動 はできませんが、妊婦でも簡単にできる運動をご紹介したいと思います。
妊婦がダイエットするためにおすすめの運動とは
妊婦が太りすぎるとどうなる?
妊娠中は体調の変化やホルモンのバランスから太りやすくなります。
またつわりの影響で食べないと気持ち悪くなってしまう食べつわりなどで体重が増えてしまい、なかなか体重管理が難しい時期でもあります。
では必要以上に体重が増えてしまうと体にどのような影響があるのか調べてみました。
妊娠高血圧症候群
妊娠の後期に起こりやすいのが特徴で妊娠20週~産後12週の時期にあらわれることが多いです。
症状としては高血圧(最低血圧90以上、最高血圧140以上)、頭痛、肩こり、息切れ、動悸があげられます。
さらにたんぱく尿では尿検査で(+)になり、腎臓に異変がおこるとでてきます。妊娠高血圧症候群になりやすい人は、高齢出産・糖尿病・肝臓病・心臓病・腎臓病・アレルギー体質・肥満などがあります。
症状が重くなると脳卒中、肺水腫など命にかかわることもあります。また胎児への影響としては早産、胎児不育不全、胎児機能不全などの影響があります。
妊娠糖尿病
糖代謝の異常からくるものです。血液中のブドウ糖の濃度が増えてしまう病気です。
妊娠中はホルモンの変動から血糖値が高くなりやすく妊娠糖尿病になりやすい妊婦さんは多いのです。症状が悪化するとさまざまな合併症が起こります。
ママさんは羊水の異常・早産・流産など、胎児には巨大児・形態異常、黄疸などの合併症があります。
妊婦でもできる簡単な運動とは
妊娠期間中は体重管理がとても大事なのですが、妊娠中は激しい運動などは胎児に負担がかかりますので危険です。
できる範囲内で適度に毎日運動することは体にもいいですし、ストレス発散にもなりますので無理をしない程度に適度な運動をおすすめします。
それでは妊婦でもできる運動をご紹介します。
ウォーキング
ウォーキングは全身運動にもなりますのでとてもオススメです。特に出産間近になると医師からウォーキングをすすめらますが、体力を維持するためにもいいですし、下半身のむくみ解消、気分転換にもなります。
ウォーキングといっても公園だけではなくデパートやスーパ-で買い物しながらウォーキングでも運動になりますのでながら運動で無理なく行いましょう。
ヨガ
リラックスした状態で呼吸を整えて、ゆっくりとした動きで体の凝りをほぐしたりリフレッシュできたりします。まずは医師に相談してから実践しましょう。
スイミング
マタニティースイミングというものがあり、水中でのエクササイズを行うのですが浮力がありますので腰の負担が少なく楽しく運動することができます。
ほとんどのところではインストラクターや助産師さんがついているところが多いです。
これらの運動は比較的簡単にできるものですし妊婦でもして行うことができますので、参考にしてみてください。
太らないための予防とは
太りすぎないためには毎日の食生活の見直しが必要です。バランスのよい食事が非常に重要になってきます。そして適度な運動も出産に向けての体力づくりにもなりますし、気分転換になります。
産婦人科でも妊婦健診の時に毎回体重チェックを行っていると思いますが妊娠後期になるほど体重がどんどん増えていきますので、間食や甘い物の食べすぎにはくれぐれも注意してください。
まとめ
妊婦がダイエットするためにおすすめの運動とは
妊婦が太りすぎるとどうなる
妊婦でもできる簡単な運動とは
不足らないための予防とは