妊娠中には 葉酸 サプリ の利用がおすすめといったことを聞くことが多いかと思います。なぜ、葉酸を摂取することが必要なのか、またわざわざ サプリ メントを利用しなければいけないのかといったことが疑問になることもあります。
サプリメントの利点のみならず、注意が必要な点も合わせてご説明します。
妊娠中は葉酸サプリを利用がおすすめ！
葉酸とは？
葉酸とは、ビタミンB群の一種であり、水溶性ビタミンといわれています。葉酸は葉物に多く含まれているビタミンであり、細胞分裂やDNAの合成に働きかける役割があります。
葉酸の効果としては、神経管欠損症などの胎児の先天的な病気の予防や肺がんや乳がんなどさまざまながんを予防します。さらに、母乳がでやすくなるといったはたらきもあります。
葉酸はなぜ妊婦さんに必要か
葉酸は先ほどものべたように、細胞分裂やDNAの合成にはたらきかけるといった役割があります。そのため、細胞分裂がより多くおきるお腹のなかの赤ちゃんのためにも、妊婦さんは葉酸が不足しないように摂取することが重要です。
なかでも特に妊娠初期の時期には赤ちゃんは爆発的に細胞の数が増えますので葉酸をしっかりと摂取しましょう。この時期に葉酸が不足してしまうと赤ちゃんの細胞分裂がうまくいかず臓器障害や無脳症などの重い障害を残してしまう可能性があるので注意が必要です。
葉酸は何を食べればよい？
葉酸はほうれん草などの葉物野菜に多く含まれています。そのほかにもブロッコリーや豆類、レバーなどに含まれています。
また、葉酸の特徴としては葉酸のみを摂取するのでは効果を発揮しにくいといわれています。ビタミンB６やB１２などのビタミンと一緒に摂取することで効果を発揮しやすくなるといわれています。
そのため、葉酸と合わせてさまざまなビタミンを摂取することをこころがけましょう。
葉酸サプリはなぜおすすめ？
葉酸は日常的にきちんと摂取することが大事な栄養素です。おすすめは妊娠をする前からしっかり葉酸を身体に取り込んでおくことです。妊娠がわかってからはより気をつけて摂取量を確保する、必要ならば摂取量を増やすことも重要です。
しかし、妊娠初期というとちょうどつわりの時期にあたります。つわりの症状がある場合で、つわりで物が食べられない場合や、食べられる量が減ってしまうと、必要量の葉酸が摂取できなくなってしまいます。
また、妊娠中となると普段の食事量では葉酸の摂取量は足りないといわれています。そこで、サプリメントをうまく利用することで栄養素を補給することができます。
葉酸は特に細胞へのはたらきがあり、赤ちゃんの先天性の病気に対して効果がありますので、サプリメントをうまく活用して摂取することをおすすめします。
葉酸は過剰症にも注意
葉酸は少なければ細胞の代謝やDNAの合成などに問題がでてきますが、反対に過剰に摂取してしまうと亜鉛の吸収を阻害してしまう場合やビタミンB１２の摂取不足がみつかりにくくなるといわれています。
そのため、サプリメントを利用する場合には用法容量を守り適切な量の摂取をおすすめします。
摂取のバランスにも注意する
葉酸の摂取は妊娠中になると食事量だけでは足りなくなるため、サプリメントとの併用が大切になります。食事から摂取するよりもサプリメントで摂取をするほうが、手軽であり、確実に摂取量を確保できます。
しかし、サプリメントの副作用は少なくとも０ではありません。
また、食事から摂取するほうがそのほかのビタミンも一緒に体内へ取り込むことができるので合理的に栄養素を補給できます。こういったこともあるため、栄養素の摂取はサプリメントは補助的なものと考え、主には食事から栄養素を補給することをおすすめします。
まとめ
妊娠中は葉酸サプリを利用がおすすめ！
葉酸とは？
葉酸はなぜ妊婦さんに必要か
葉酸は何を食べればよい？
葉酸サプリはなぜおすすめ？
葉酸は過剰症にも注意
摂取のバランスにも注意する