男性ホルモンのひとつでもある テストステロン は、 食事 を変えることによって増やすことができます。テストステロンを作り出すためには、良質なタンパク質や亜鉛、ビタミンが必要となります。
そのほかにも生活習慣を整えることでより良質なテストステロンを分泌させることができます。
テストステロンの数値は食事で増やすことができる
テストステロンについて
テストステロンとは、男性ホルモンのひとつといわれています。体毛やひげを濃くする作用があるほか、生殖器の成長にも関係しています。
そのため、テストステロンの分泌量が少ないと不妊の原因のひとつにもなってしまうといわれています。
では、このテストステロンはどのようにしてつくられているのでしょうか。
テストステロンは食事で増やすことができる
テストステロンは、体内で合成することのできるホルモンです。年齢があがるにつれて、テストステロンの体内での必要量が増えていくことがわかっています。
タンパク質やビタミン、亜鉛を補給することによって、体内で合成されて分泌されます。それぞれの栄養素をバランスよく補給することが重要になります。
では、具体的にどのような食品を摂取することでテストステロンを増やすことができるのでしょうか。
テストステロンを増やす食品
テストステロンを増やすことに効果のある食材には、タンパク質や亜鉛、ビタミンが重要となります。
タンパク質は特に必須アミノ酸を含む良質なタンパク質が重要となり、肉や魚などから補給すつことのできる動物性タンパク質と大豆から補給することのできる植物性タンパク質があります。
タンパク質にはテストステロンを増やすこと以外にも身体の構成要素となるため、とても重要な栄養素となりますが、過剰に摂取をしてしまうと腎臓に負担をかけてしまうことがあるため注意が必要です。
次に、亜鉛も必要な栄養素となります。亜鉛には、生殖器にはたらきかける効果や、酵素を作り出す、細胞分裂をおこない新しい細胞を作り出すなどさまざまなはたらきがあります。
特に牡蠣に多く含まれているといわれています。そのほかにも肉や魚などに多く含まれるといわれています。
さらに、飽和脂肪酸などの良質な脂質もテストステロンを増やすために必要だといわれています。
そのほかにもビタミンDやDアスパラギン酸などといったビタミンも必要となります。
食事以外でもテストステロンが増やせる
食事以外にもテストステロンを増やす方法はあります。テストステロンは男性ホルモンの一種のため、食事のほかにも睡眠や適度な運動など生活習慣を整えることが重要になります。
生活習慣が乱れているうえに、ストレスをため込んでしまうといくら食事をしっかりと摂っている場合でも、うまくテストステロンが作られなくなってしまいます。
また、上質なテストステロンを作るための運動としては、ウォーキングなどの有酸素運動よりも筋トレなどの少し強度の強い運動がおすすめです。
しかし、無理をしすぎてしまうと運動自体がストレスとなってしまい、テストステロンが作られなくなってしまいますので、注意が必要です。
テストステロンを定期的に検査することも
不妊治療をおこなっている場合には、定期的に血液検査にてテストステロンを調べることがあります。これは、テストステロンの効果が妊娠に大きく関係していることをあらわしています。
血液検査をおこなうことで、体内にどのくらいのテストステロンがあるのかを知ることができ、今後の食事や生活習慣をどのようにみなおすべきかが数値にてわかります。
不妊の原因がテストステロンの不足であると考えられる場合には、食事や生活習慣をみなおすとともに、定期的な血液検査にてテストステロンの数値の変化を確認することも重要になります。
ただし、血液検査をする際に注意が必要なのは、テストステロンの数値は1日のなかで変動が大きいため、測定する時間帯をそろえるということは重要となります。
まとめ
テストステロンの数値は食事で増やすことができる
テストステロンについて
テストステロンは食事で増やすことができる
テストステロンを増やす食品
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テストステロンを定期的に検査することも