妊娠中は女性にとって特別な時間です。現代はお腹の中の子供の様子も立体的且つカラーで知ることができる時代になり、早い段階から子供の様子を知り一喜一憂する事が出来ます。しかしその反面、病気や障害の有無も子供がお腹にいる段階で分かるようになりました。
この事は「子供を産むか産まないか」といった、人としての倫理を問われる悩ましき問題に直面します。先天的な 無脳症 等の奇形やダウン症等の染色体異常等、子供が将来まっとうに生きられないと生む前から分かってしまうのです。
この事実を知った時どう考えればよいのでしょう。晩婚化が進み、高齢出産が増える中、障害を持った子供の出生率が高くなっています。