分娩麻痺という言葉を耳にすることもあるかと思いますが、その言葉のイメージから正しい病態の認識が難しい事も事実です。
出産時、赤ちゃんは産道の収縮によるとても強い圧力の中を抜け出てきますが、その際に赤ちゃんの腕に予想以上の力がかかり腕の神経を痛めてしまう事があるのです。このように 分娩麻痺 とは主に腕の神経麻痺をさします。
子供が分娩麻痺になってしまった場合、治療にリハビリテーションが必要になる事があります。しかし、生まれたての子供ですから、母親からそう長い時間離れる事はできません。そこで、分娩麻痺の対策をしり、家庭内でもリハビリテーションに取り組めることが理想です。