結婚生活が安定し、子供が欲しいなと考えたとき、意外と知らないのが自分の 生理 周期 の 数え方 です。中には、生理の都度、カレンダーや手帳にチェックしている人もいると思います。自分の生理周期を把握することで、妊娠しやすい時期などを知ることができます。
そのためにも、まず自分の体を知り、生理の周期の数え方を知ることが大切です。
意外と知らない自分の生理周期の数え方
女性ホルモン
卵巣から分泌される、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の両者は、共同して子宮に月経周期をもたらすとともに、思春期には二次性徴の出現に関与します。
また妊娠中では、胎盤から分泌されるホルモンとともに、妊娠の継続と陣痛の発現に重要な役割を果たします。
エストロゲン
卵胞期の子宮内膜を増殖させるとともに、卵胞の成長を促進します。また妊娠中では、子宮筋を肥大させるとともに、子宮筋の興奮性を高めます。
プロゲステロン
卵巣において、排卵がおこったあとに形成される黄体から分泌されます。妊娠中は胎盤からも分泌されます。プロゲステロンの効果は、エストロゲンがあらかじめ作用している状態で発揮されるものが多いです。
子宮では、子宮内膜を分泌期にして妊娠が成立しやすい状態にします。妊娠中は子宮筋の興奮性を抑え、妊娠を継続させるように作用します。また、体温上昇作用があり、排卵後の基礎体温を上昇させます。
そもそも生理周期とは
生理周期とは、生理の初日から、次回の生理の前日までの日数のことを指します。生理周期すなわち月経周期は、月経期、増殖期、分泌期の3つにわけられます。
月経期
黄体から女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌が減ることにより、子宮内膜が脱落し、血液とともに子宮外へ排出されます。この消退出血が月経です。これが月経期であり、月経開始の日を第1日として5日程度続きます。
増殖期
卵胞が成熟するにつれてエストロゲン分泌が増加するため、それに応じて子宮内膜は急激に増殖します。これが増殖期であり、14日目まで続きます。基底細胞の増殖と、分泌腺と血管の発達によって、子宮内膜は初期の1mmから5~6mm程度の厚さになります。
分泌期
排卵によって黄体が形成されると、黄体から分泌されるプロゲステロンの作用により、子宮は分泌期となります。血管と分泌腺はさらに発達し、分泌腺からグリコーゲンを含んだ分泌液が分泌されます。また、子宮内膜表面には多くのヒダがあらわれ、着床を容易にします。
妊娠が成立すると黄体が維持され、胎盤からもプロゲステロンが分泌させるため、子宮内膜は分泌期のまま維持されます。しかし、妊娠が成立しなかった場合は、黄体が退化するためプロゲステロン分泌が減り、12日程度で子宮内膜の脱落おこって再び月経期になります。
生理の周期の数え方
生理(月経)周期は、生理の初日から、次の生理の前日までの日数を指します。通常25~38日周期(変動6日以内)で子宮からの出血を繰り返しています。
月経周期は28~30日が最も多いですが、卵胞期の長さによって、長い生理になる人、短い生理になる人や、周期が定まっていない生理不順など、人それぞれ異なることが多いです。
基礎体温のつけかた
朝、目が覚めた時にベッドの中で女性体温計を用いて、口腔内温度を測定することで、基礎体温を測定すると、排卵の有無やその時期を知ることができます。
ポイントは、起き上がって動くと筋肉運動による体温の上昇が生じるため、必ず目が覚めた直後の動く前に測定することです。
自分の体を知る
基礎体温をつけ、妊娠しやすい時期やイライラしやすい時期などを知り、うまく付き合いながら、自分の体を知ることで妊娠につながるチャンスは一気に増えます。
まとめ
意外と知らない自分の生理周期の数え方
女性ホルモン
そもそも生理周期とは
生理周期の数え方
基礎体温のつけ方
自分の体を知る