出産までママのお腹の中で赤ちゃん成長するので、大きくなった分骨盤が広がってしまいます。出産後は、出産前の体に戻ろうとします。骨盤の広がりも産後に戻ります。自然に戻るのですが、骨盤の矯正することによってよりスムーズに回復するようです。
産後 の 骨盤矯正 とは いつから どのように始めるものなのでしょうか?
出産後の知識・「骨盤矯正はいつから始めるの?」
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産後に骨盤矯正が必要な理由とは?
妊娠期間中、赤ちゃんの成長とともに、骨盤は広がります、出産直後は広がったままの状態になっています。開いた骨盤は、3~4ヶ月くらいで少しずつ戻りますが、広がった骨盤は歪みやすく骨盤矯正で正しく元に戻したいものです。
産後の正しい骨盤矯正で変わることは次の通りです。
- 正しい骨盤矯正をすることで、自然に妊娠前の体型に戻る。
- 姿勢が美しくなる
- 骨盤が正しく戻ることで、腰痛になりにくくなる
- 次の妊娠を迎える体づくりができる。
では、骨盤矯正をせずに、自然にまかせたらどうなるのでしょうか?
骨盤矯正をしない、または遅くなるとどうなるの?
骨盤は、産後6か月を過ぎると骨盤が閉じてしまいます。6か月過ぎて矯正をするのはとても難しくなります。何もしないと歪んで骨盤が閉じてしまうので、弊害が出てしまいます。
女性の体はデリケートなため歪んだ骨盤のまま放置していることは、よくありません。腰痛のなりやすい体になってしまうと育児だけでなく生活にも差し障ります。ゆがんだ骨盤は、姿勢が悪くなり、腰痛を引き起こしやすくなります。
また血流が悪くなるために、脂肪が付きやすく、特に下半身が太りやすくなります。他にも肩こり、むくみ、冷え症、不妊、生理痛など婦人系の病気の原因にもなります。産後に必要な体の調節として骨盤矯正は、必ず行いたいものです。
骨盤矯正には、どの方法があるの?
骨盤矯正は、専用のガードル・骨盤ベルト等を使用する方法と、整体、マッサージ、体操を行って骨盤矯正する方法があります。妊娠中も腰に負担がかかるので、かかりつけの産婦人科によっては、妊娠中から推奨する骨盤ベルトがあります。そのベルトは産後も使用できます。
ガードルの使用は、腰全体を覆うのでサポート感が優れています。けれど夏の暑い季節は、ガードルの着用がつらいです。骨盤ベルトと併用される方もいます。
整体、体操、マッサージは有料ですが、プロに頼めるので安心です。体操は自宅でもできますが、いずれの場合も体調に気を付けて無理のない範囲で行うことが大切です。
骨盤矯正中に気を付ける事とは?
日常生活での姿勢に気を付けます。正しい骨盤矯正で避けたいは次の体勢です。
- 横座り
- 椅子に足組みして座る
- 猫背
- あぐらを組む
これらは骨盤をゆがめる姿勢です。以前より癖になっている方は、この機会に治しましょう。
自然分娩の場合、骨盤矯正はいつから?
出産直後は、1か月は安静が必要になります。体が回復していないため産後2か月後くらいから始めることが多いです。また、産後には、「悪露」が出るために「悪露」が出きってから行うことになります。
けれど、1か月ごろから腰痛または恥骨に痛みがある場合は、整体院で骨盤矯正ができる場合がありますのでまずは問い合わせてみましょう。産後も、新生児検診で出産した産婦人科に通院するので、その時に骨盤矯正の開始時期の相談も可能です。
帝王切開の場合、骨盤矯正はいつから?
帝王切開の場合、自然分娩ではないから骨盤矯正は必要がないわけではありません。体内の赤ちゃんの成長とともに、骨盤は開いていますので帝王切開の場合でも骨盤矯正は必要です。ただ、帝王切開は分娩手術で下腹部を切開するためにまず傷の回復が優先です。
傷の回復には個人差がありますが、産後3か月後くらいから始めることが多いです。骨盤矯正も大切ですが、傷の保護、回復状態とあわせて行う必要があります。骨盤矯正でお腹を押さえることを避けられる骨盤ベルトなどを使用します。
まとめ
出産後の知識・「骨盤矯正はいつから始めるの?」
産後に骨盤矯正が必要な理由とは?
骨盤矯正をしない、または遅くなるとどうなるの?
骨盤矯正には、どの方法があるの?
骨盤矯正中に気を付ける事とは?
自然分娩の場合、骨盤矯正はいつから?
帝王切開の場合、骨盤矯正はいつから?