臨月になると出産に向けて体もどんどん変化していきます。赤ちゃんも大きくなるため体も辛くなってきますが、その中で多くの妊婦さんが悩むことが便秘です。
今回は 臨月 の頑固な 便秘 について原因や対処方法とは何かについて説明します。
臨月の頑固な便秘!原因や対処方法とは
臨月の頑固な便秘の原因は?
臨月の頑固な便秘の原因は主に大きく分けて4つあります。
1つ目はホルモンバランスが乱れてしまうからです。臨月時はホルモンの分泌量が特に多くなります。黄体ホルモンは子宮を整えてくれますが、腸の動きを抑える働きもあります。
2つ目は赤ちゃんが腸を圧迫してしまうからです。臨月になると子宮も赤ちゃんも大きくなります。大きくなることで腸が圧迫されてしまい、便秘になってしまうのです。
3つ目は運動不足です。臨月はお腹も大きくなるので動くのが辛くなり、自然と運動量も減ってしまいます。運動不足になると腹筋がなくなり腸の動きも悪くなります。
4つ目は自立神経が乱れてしまうことです。ストレスや出産への不安などで自律神経も乱れやすくなっています。そのため腸の動きが弱くなり便秘になってしまうのです。
便秘になるとどうなるの?
臨月に便秘になると体も心もいろいろなトラブルをおこしてしまいます。
1つ目は吐き気を感じたり食欲不振になることです。便秘になってしまうと大腸の機能が弱くなり、お腹の中で詰まってしまうために吐き気を感じたり食欲不振になったりします。
2つ目は痔になることです。便秘になると水分量が少なくなるので、便が固くなってしまい肛門に大きな負担がかかります。そのため切れ痔になってしまったり、いぼ痔になってしまう人がいます。
3つ目は肌荒れです。便秘になってしまうと毒素が体の中に溜まってしまい、それが特に鼻の周りや顎付近にニキビとしてあらわれるのです。
頑固な便秘に下剤を飲んでも良いの?
妊娠中に便秘になると病院で相談するのも恥ずかしいと市販の下剤を飲んでも良いのか気になる人が多いようです。市販の下剤役は子宮の収縮をおこしてしまうものも多い他に、効果を感じるのも個人差があるため便秘薬を飲みたい場合は産婦人科でもらうようにしましょう。
産婦人科の便秘薬は市販の薬と違って、便を柔らかくして排出しやすい効果があり、子宮や体に負担がかからないものとなっています。臨月でも病院から処方してもらうようにしましょう。
臨月の便秘の対処方法とは
臨月の頑固な便秘の対処方法について説明します。
1つ目は水分をよく摂取し運動をすることです。水分が少なくなると便が固く出にくくなってしまいます。特に就寝時は多くの水分を必要とするため、眠る前や起きた時に温かいお茶などを飲むようにしましょう。
また、運動をすることで血行が良くなり便も出やすくなります。運動は安産にも繋がるので適度に行うようにしましょう。
2つ目は湯船で体を温めることです。体を温めると血行が良くなるので便秘が解消されやすくなります。疲労回復やストレス解消にも繋がるのでお勧めです。
3つ目はストレスを溜めないことです。ストレスが溜まると自律神経が乱れてしまい便秘になりやすくなります。リラックスして過ごすようにし、ストレスを解消しましょう。
臨月の便秘にマッサージも効果あり!
便秘を解消しようと努力してもなかなか改善できない場合は、外からマッサージをして刺激をしてあげましょう。やり方は非常に簡単で、仰向けに寝たり楽な体勢になってお腹をのの字にさするだけです。
お腹をマッサージすることで副交感神経を活発にし、リラックスするとともに腸の動きもスムーズにしてくれます。お腹をのの字にさする時は優しく触るようにしましょう。また、お腹が張ったりした場合はすぐにやめてください。
臨月の便秘は放置しない!
臨月に便秘になる人は非常に多く、放置してしまうと出産後も痔のトラブルが続いたりする場合があります。便秘になったらいろいろな方法を試してみて早めに改善するようにしてください。
まとめ
臨月の頑固な便秘!原因や対処方法とは
臨月の頑固な便秘の原因は?
便秘になるとどうなるの?
頑固な便秘に下剤を飲んでも良いの?
臨月の便秘の対処方法とは
臨月の便秘にマッサージも効果あり!
臨月の便秘は放置しない!