妊娠するといろいろな不安があります。特に食べ物は毎日口にするだけあり影響も大きいです。添加物や保存料がない物は勿論、体に良い物を摂取したい人は多いでしょう。
今回は 妊娠 中に良い 食べ物 や逆にNGな食べ物を大紹介します。
妊娠中に良い食べ物、NGな食べ物大紹介!
妊娠中に大事な食べ物の摂り方は?
妊娠中はとにかく食事のバランスに気をつけましょう。偏った食事は体重の減少や赤ちゃんに上手く栄養が届かなくなる原因になります。さまざまな種類の食品を少しずつバランスよく食べましょう。
どうしても体調が悪くなりがちでサプリメントに頼る人が多くいます。近年では母親学級でサプリメントに関して質問する人が増加してきています。サプリメントは食事がどうしても取れない時などにしましょう。基本的には食事から栄養を摂取することが大事です。
妊娠中に摂ってほしい食べ物と栄養は?
妊娠中に積極的に摂ってほしい食べ物と栄養について紹介します。
1つ目はタンパク質です。タンパク質はお腹の赤ちゃんの体の基本となる筋肉や血液を作ります。体の組織を作る大事な栄養です。タンパク質は豚肉、牛肉、卵、たら、いわしやさんま、牛乳などに多く含まれています。
2つ目はカルシウムです。カルシウムはお腹の赤ちゃんの歯や骨を作ります。さらに母親の体の機能を維持し体調を整えてくれる働きもあります。カルシウムはチーズや牛乳、ししゃも、ちりめんじゃこ、小松菜、納豆、わかめなどに豊富に含まれています。
3つ目は鉄分です。鉄分は酸素を体に送ります。胎児の成長には多くの鉄分が使われます。そのため母親も貧血をおこしやすくなります。鉄分は出産まで摂取したいものです。レバーやさんま、いわし、煮干し、ほうれん草、ひじきなどに多く含まれています。
4つ目は食物繊維で、食物繊維は腸内環境を整えてくれます。食物繊維は玄米や海藻、レンコン、こんにゃく、さつまいもに多く含まれています。
ビタミンKは臨月に摂取する価値あり!
ビタミンKは赤ちゃんが出産する時に必要な栄養です。赤ちゃんがお母さんの狭い産道を通りますが、その時に消化管出血や、頭蓋骨内の出血を防ぐ働きにビタミンKがあります。
臨月に入ったらなるべく毎日ビタミンKを摂取するようにしましょう。ビタミンKが多く含まれる食べ物はかいわれ大根、かぶ、モロヘイヤ、パセリです。苦手な人は薬味などを使用したり溶けるチーズと共にパンにのせてピザのようにして食べることもお勧めです。
妊娠中に食べてはいけない食べ物は何?
妊娠中に食べていけない食べ物は、生物類、大型の魚、昆布、うなぎ、アルコールやカフェインです。
生物は寄生虫のトキソプラズマが付いている可能性があります。妊娠中の人がトキソプラズマに感染すると精神発達遅滞や脳性麻痺などの先天障害の可能性があります。
特に生卵は危険でサルモネラ菌が付いている可能性があります。嘔吐下痢症になると子宮が収縮するので流産に繋がる場合もあります。
大型の魚は水銀が多く含まれていて脳神経障害をおこす可能性があります。
昆布はヨウ素が含まれていて過剰に摂取することは危険です。
他にもカフェイン飲料は流産リスクを高め、アルコール飲料は先天性疾患のリスクを高めます。生物はしっかりと調理してから食べましょう。
ひじきやレバーの食べ過ぎにも注意して!
ひじきやレバーは貧血を防ぎ、体に良いと言われています。ひじきはカルシウムやリン、鉄などを多く含んでいて栄養豊富ですが、無機ヒ素も多く含まれています。体重50kgの人は1日に4.7kg以上のひじきを食べてはいけません。ひじきを食べるなら週に2回にしましょう。
レバーも葉酸や鉄分が多く含まれていて体に良いです。しかしビタミンAが多く含まれているので過剰摂取をすると胎児奇形の可能性が上がります。どちらも少量にしましょう。
良い食べ物と悪い食べ物を紹介しました。食べる時はしっかりと加熱し、量に十分気をつけましょう。
まとめ
妊娠中に良い食べ物、NGな食べ物大紹介!
妊娠中に大事な食べ物の摂り方は?
妊娠中に摂ってほしい食べ物と栄養は?
ビタミンKは臨月に摂取する価値あり!
妊娠中に食べてはいけない食べ物は何?
ひじきやレバーの食べ過ぎにも注意して!