妊娠初期は1ヶ月~4ヶ月頃までの時期を言います。妊娠初期の頃は悪阻をあったりして体にいろいろ変化がおこります。食べ物もうまく食べられなかったりする時期でもあります。
そこで今回は 妊娠 初期 に良い 食べ物 や注意したい食べ物について説明します。
妊娠初期に良い食べ物、注意したい食べ物とは
妊娠初期の赤ちゃんと母親の状態は?
妊娠初期の母親は悪阻や頭痛、体のだるさを感じます。胸の張りが強くお腹も少しだけ膨らみます。悪阻は大体の人が妊娠15週くらいには終わります。赤ちゃんは手足を動かすようになり内蔵や目、耳、鼻、口、指が完成します。妊娠初期が終わる頃には身長も15cm程度になります。
この時期は悪阻がある人が多いですが、食べ物を食べられないからと言って赤ちゃんの栄養が足りなくなると言うことはありません。食べられる物を食べられる時に食べるようにし、無理だけはしないようにしてください。
妊娠初期に摂りたい栄養素は何?
悪阻が酷くて食べられる物や量が少ししかないと言う人は食べられそうな時になるべく摂取したい栄養素を摂るようにしましょう。
1つ目は葉酸です。葉酸は赤ちゃんの神経や脳、心臓などを作るのに必要なDNAの生成を促す役割があります。とても葉酸は大事です。1日に400マイクログラム摂取するようにしましょう。
しかし葉酸は熱に非常に弱いので加熱したりすると量が減ってしまいます。食事だけでは難しいのでサプリメントにも頼ると良いでしょう。
2つ目は赤ちゃんの体の元となる血液や筋肉を作るタンパク質、3つ目は赤ちゃんの骨や歯を作るカルシウムです。4つ目は母親にとっても赤ちゃんにとっても大事な鉄分です。
赤ちゃんが成長するためにも鉄分がたくさん使用されます。妊娠して貧血をおこしやすくなってしまうのは赤ちゃんに鉄分が大量に使われてしまうからなので積極的に鉄分は摂るようにしましょう。
気をつけてビタミンAの摂り過ぎ!
抵抗力を上げてくれて皮膚を健康に保ってくれるのに大事なビタミンAですが、妊娠初期の時は過剰摂取に気をつけましょう。
ビタミンAは体内に溜まっていくので毎日無理して摂取する必要はありません。確かに大事な栄養素ですが過剰摂取してしまうと赤ちゃんの奇形率が高くなります。野菜や魚からバランス良く栄養を摂っていくようにしてください。
妊娠初期に食べておきたい食べ物は
妊娠初期に食べて欲しい食べ物を紹介します。
1つ目は緑黄色野菜です。モロヘイヤ、ほうれん草、人参、ピーマン…野菜にはたくさんの栄養素が含まれているうえにカロリーが低いのも特徴です。特に旬の時期に旬の野菜を食べると栄養をたくさんとれるのでお勧めです。
2つ目は大豆などの豆製品です。赤ちゃんの成長に欠かせないタンパク質が豊富に含まれていて肉や魚と違って脂質が少ないので食べやすいです。また豆には食物繊維も含まれているので便秘改善効果もあります。
3つ目はヨーグルトです。ヨーグルトにはカルシウムも豊富に含まれています。お腹の赤ちゃんよりも母親の体の方が妊娠することでもろくなってしまう可能性が高いです。ヨーグルトは腸内の環境を整えるだけでなく免疫も上がるので積極的に食べると良いですね。
妊娠初期に食べるのはNG!?注意したい食べ物は
妊娠初期に気をつけて欲しい食べ物を幾つか紹介します。
まず1つ目は生肉です。肉にはトキソプラズマが付いている可能性が高いです。特に豚肉には多くついていると言われています。トキソプラズマに感染すると子供が障害を持って産まれる率が上がるので十分加熱して食べるようにしてください。
2つ目はレバーです。レバーは貧血に非常に良いのですが、先ほど話した通りビタミンAも豊富に含んでいます。ビタミンAはとり過ぎると危険です。過剰摂取に気をつけましょう。
3つ目はひじきです。ひじきはカルシウム、鉄分などを多く含んでいて体に良いのですが、その反面無機ヒ素を多く含んでいます。過剰に食べてしまうと赤ちゃんにも脳の発達に影響を与えてしまう場合があります。
どんな食べ物もほどほどにし、偏った食事ではなくバランスの良い食事をしましょう。赤ちゃんだけでなく母親の栄養も考えて食べるようにしましょう。
まとめ
妊娠初期に良い食べ物、注意したい食べ物とは
妊娠初期の赤ちゃんと母親の状態は?
妊娠初期に摂りたい栄養素は何?
気をつけてビタミンAの摂り過ぎ!
妊娠初期に食べておきたい食べ物は
妊娠初期に食べるのはNG!?注意したい食べ物は