妊娠 を見極めるためのひとつのポイントとして、 基礎体温 があげられています。基礎体温を毎日つけていると グラフ ができてきます。このグラフが安定していると、妊娠しやすいだけでなく、妊娠が成立したかどうかが判断できるようになります。
では、理想のグラフとはどのようなものか、またどのような生活をすれば理想のグラフへと近づけるのかなどご紹介していきます。
妊娠を見極める!理想的な基礎体温のグラフとは?
理想的な基礎体温のグラフとは?
妊娠を希望されている方は、基礎体温を毎朝測り、結果からグラフを作成されている方も多くいらっしゃるかと思います。そもそも、基礎体温とは、人間が生活している中で最も安静にしている状態での体温をいいます。
基礎体温は朝目が覚めてから動き始める前の体温を測ります。生理周期と連動しており、生理終了後から排卵日までは体温が低く、排卵日を境に生理の開始に向けて体温が徐々に上がっていきます。
グラフが正しい状態であると、これらに加え、排卵日にはガクッと体温が下がるような状態になっています。
基礎体温に変化があると、妊娠の可能性が!?
基礎体温は生理周期に合わせて低温期と高温期の二層にわかれます。生理が終了すると基礎体温が下がるはずなのに基礎体温が高い状態がしばらく続いている…といった場合もあります。
もし高温期が2週間以上続いている場合には、妊娠している可能性が高いです。どうしてこのような状態になるのかというと、排卵日をすぎると赤ちゃんを育てていくために身体が温かい状態を保とうとします。
その後、妊娠が成立しなければ子宮内をきれいにして次の妊娠に備えるためにも体温を下げて余分なものを体外へ排出します。このときにきちんと妊娠が成立すると赤ちゃんが順調に育つために体温が高い状態が続くのです。
基礎体温がガタガタな場合、身体に何がおきている?
基礎体温がガタガタな場合が定着してしまうと不妊の原因にもなってしまいます。では、ガタガタなグラフにならないためにはどのような対策がとれるのでしょうか。
そもそも、基礎体温が安定しないのは、ストレスや睡眠障害による自律神経の乱れや身体の代謝機能に問題があることが原因として多く報告されています。もともとの体質的な問題もありますが、これらの原因を解決できれば基礎体温が安定したグラフに近づいていけます。
先ほどあげた2つの原因の改善に共通する改善点は運動を習慣づけることです。運動は、筋力や体力の向上だけではなく、ストレス解消にも効果があり、運動をすると身体が疲れるため寝つきがよくなるといった効果もみられます。
ただ、注意する点は筋力トレーニングやランニングなどの激しい運動は反対に身体にストレスを与えてしまうため避けたほうがよいといわれています。最も適しているという運動はウォーキングやジョギングなどの軽い強度の有酸素運動です。
人と話しをしながらでも運動を続けることのできる強度がリラックスをしながら身体を動かすことができるため、自律神経を整えるために効果があるといわれています。
また、最近ではヨガも効果があるといわれているためその日の気分や体調に合わせて運動を選択することもおすすめです。
また、食生活を見直すことも大切で、ホルモンの源になるたんぱく質や脂質を適度にとることが大切になります。
基礎体温がガタガタだと妊娠できない?
基礎体温がガタガタになっていると、妊娠しにくいとはいわれていますが、必ずしも妊娠ができないとは限りません。基礎体温はストレスや体調などによってすぐに影響を受けてしまいます。
そのため、先月まではきちんと二層のグラフができていたのに、今月はグラフがガタガタ…といった場合もあります。グラフが安定しない場合であっても、排卵はきちんと行われていることもあります。
ただ、低温期と高温期の差がみられない状態でグラフがガタガタしている場合には無排卵の場合があるため、早めに病院で検査、治療をすることをおすすめします。
まとめ
妊娠を見極める!理想的な基礎体温のグラフとは?
理想的な基礎体温のグラフとは?
基礎体温に変化があると、妊娠の可能性が!?
基礎体温がガタガタな場合、身体に何がおきている?
基礎体温がガタガタだと妊娠できない?