妊娠中の運動といえば、ウォーキングやマタニティビクス、水の中で行うマタニティアクアなどがありますが、中でも定番中の定番と言えるのがマタニティヨガかもしれません。
運動量は多くないものの、ヨガ特有の呼吸法やポーズをとることによって心と体の安定をはかり、妊娠中の不快症状を改善させることができます。最近は産院でもマタニティヨガ教室を開催しているところが多く、ヨガの経験がなくても抵抗なく始められるのが特徴です。
そんな マタニティヨガ について考えてみましょう。
マタニティヨガで一挙両得!快適な妊娠生活と安産をめざそう
マタニティヨガはどこで?妊娠何週位から?
マタニティヨガは、ヨガスクールや産婦人科などで行われています。ヨガ教室は行きづらい、また産院は遠いという人は、マタニティヨガのDVDがあれば自宅ですることも可能です。開始時期は大体妊娠14週位からで、大抵は安定期に入ってから始める人が多いようです。
もちろん、母子共に健康な妊婦さんが対象になります。運動なので、妊婦健診で異常がなく順調という妊婦さんが対象になります。週1回ペースでクラスがあるところが多いです。また、ドクターストップがない限り、出産直前まで続けることができます。
妊娠中の体の不調を改善!
気になるマタニティヨガの効果ですが、妊娠中のトラブルを改善できます。例えば、肩こりや腰痛、便秘やむくみ、冷えなどの軽減につながります。
お腹が大きくなるにつれ運動不足になりがちですが、適度に運動することによって体の血のめぐりがよくなるので冷えも解消され、肩こりなどの体のコリも楽になるのです。また、ヨガのポーズを続けると、体の歪みを矯正する効果を期待できます。
お腹が大きくなると、体のバランスを保つために腰に負担が来るような姿勢になりがちですが、ヨガを通して姿勢を正して腰痛も改善させるわけです。それだけでなく、柔軟性をよくし、体力増進にもなる為、出産に向けて体力作りにもなります。良いこと尽くしですね!
呼吸法でリラックス、お産準備にも
マタニティヨガでは、瞑想や呼吸方法を習うため、リラックス効果が期待できます。精神的に不安定になりやすい妊婦さんの心身を安定させることができるでしょう。また、普段から深く息を吸って吐く方法や赤ちゃんをイメージする方法なども実践している為、お産準備にもなります。
冷静になるのが難しい陣痛時にも、安定した呼吸法によって出産にのぞめるのです。緊張し過ぎて酸欠や逆に過呼吸になるなどのトラブルも回避できるでしょう。そして、力が入り過ぎない為に、赤ちゃんが産道を通っておりてくる時の助けになります。安産を目指せそうですね。
赤ちゃんとコミュニケーション
妊娠していても、日々忙しく過ごしていると時間があっという間に過ぎていくものです。胎教しようと言いながら何もせずに出産まで行ってしまったという人、結構いるのではないでしょうか。でも、マタニティヨガでは、赤ちゃんに気持ちを集中する時間を持つことができます。
ヨガ中は、時間がゆったりと流れるので瞑想しながらお腹の赤ちゃんに話しかけてみましょう。まだ胎動がなく実感がわかないという人も、続けることによって、赤ちゃんを感じることができるでしょう。自分の体調やなかなか気づかない感情にも気が付き、心を穏やかに保つことでできるでしょう。
ママ友つくりにも
マタニティヨガ教室を受講する場合、回数を重ねるごとに同じ妊婦さんたちと仲良くなれるかもしれません。妊娠生活を通しての悩みや心配事や出産についてなど、出産を控えたもの同士で分かち合えるといいですね。
マタニティヨガを通して、心と体の平安、また出産に向けて呼吸法を習い、出産をイメージしてみましょう。そして、その後はママ友としゃべって解消、妊娠生活を楽しく過ごして安産を目指せるといいですね。
まとめ
マタニティヨガで一挙両得!快適妊娠生活と安産をめざそう
マタニティヨガはどこで?妊娠何週位から?
妊娠中の体の不調を改善!
呼吸法でリラックス、お産準備にも
赤ちゃんとコミュニケーション
ママ友つくりにも