妊娠して多くの妊婦さんが苦しむのは「つわり」です。つわりは妊娠した印でもあり嬉しいことですが、症状が重い人にとっては辛いものです。
今回は つわり がひどい時の妊婦さん達に少しでも症状が和らぐような 対策 方法を紹介します。
つわりがひどい時の対策方法
つわりの種類
つわりには5つの種類があるので説明します。
1つ目は吐きつわりと言い、大多数の妊婦さんがこの症状に悩まされています。食べても食べなくてもむかつきが酷く、症状の重い方は入院します。
2つ目は眠りつわりと言い、常に眠気や倦怠感を感じる症状です。
3つ目は匂いつわりと言い、ゴミの臭いだけでなく食べ物の匂い等今まで平気だった匂いに敏感に反応し吐き気を催します。匂いつわりは特に妊娠初期の人に強く症状が出ます。
4つ目は食べつわりと言い、空腹時に特に強く吐き気を感じることから食べ過ぎてしまうつわりです。
5つ目はよだれつわりと言い自分の唾液に不快感を感じて飲み込めないつわりです。
食べ物
つわり時はどうしても口に食べ物を入れることに不快感を感じてしまいがちです。つわり時に食べやすい物を幾つか紹介します。
まずは果物です。果物はつわり中に多くの妊婦さんが食べやすいと言う食べ物です。果物には水分や糖分が豊富に含まれているので栄養を摂取することもできます。特に桃や梨、スイカが水分が多く食べやすいです。逆にグレープフルーツ等の柑橘系は吐き気を感じやすくなるので控えてください。
次に食べやすい物はアイスです。冷たい食べ物は比較的食べやすいのでアイスもつわりがひどい時に食べると水分を摂取できます。ただ過剰に食べ過ぎると体重増加やむくみにつながるので注意が必要です。
飲み物
つわり時は食べ物が食べられなくても水分が摂取できていれば問題は無いといいます。しかし水分が摂取できなくなると脱水症状が起き、症状が重くなると入院することになります。そこでつわり対策に良いとしている飲み物を紹介します。
まずは牛乳です。牛乳は栄養成分が豊富なうえに胃腸粘膜を保護する効果もあるので食物を食べる前に飲むと摂取しやすくなります。
次は野菜ジュースです。野菜ジュースもビタミンが豊富に含まれていますので栄養を接種することができます。中でもビタミンB6はつわり症状を軽くする効果があるというのでパセリ、かぼちゃ等が入ったジュースを摂り入れると良いでしょう。
つわり対策の生活行動
つわり対策の為の生活行動を紹介します。
1つ目は小分けにして食べることです。これは吐きつわりの人に非常に有効で1日3食の食事を少量づつ5回に分けて食べると空腹を防ぎます。
2つ目は嘔吐後は無理に食べないことで、嘔吐した際は胃が痙攣を起こしていますので30分は間隔をあけて胃を落ち着かせましょう。嘔吐後は唐辛子等の刺激のある食べ物は控えてください。
3つ目は適度な運動をすることです。外の空気を吸い、気分転換をすることでつわりを軽減することができます。つわりがどうしてもひどくて寝たきりの生活が多い場合は旦那様にも協力してもらって宅配サービスや出前、両方の両親に協力をしてもらいましょう。
つわり対策グッズ
つわり対策グッズで人気のあるものを紹介します。
1つ目は飴です。飴は食べつわりの方にも効果が高く、現在ではつわり対策の飴を販売している所もあり、生姜味やミント味等種類も豊富です。
2つ目はアロマオイルです。吐き気やむかつきを抑えリラックス効果があります。ハンカチや身近な物に数滴垂らすと効果的ですが、妊娠初期の段階で使用できないものもあるので取扱説明書をよく読みましょう。
3つ目はCDです。現在高い注目を得ています。CDの周波数が耳から脳へ流れた際に吐き気を抑えてくれるといいます。音楽を聞くことは母体には影響はありませんので安心して使用してください。
色々な対策を試してみても改善されない場合は、きちんと病院を受診しましょう。
まとめ
つわりがひどい時の対策方法
つわりの種類
食べ物
飲み物
つわり対策の生活行動
つわり対策グッズ