つわりの症状がひどい場合でも仕事をしている方はなかなか休むことが難しい場合もあるかと思います。しかし、ここで無理をしてしまうと、お母さんの身体だけでなく、流産の危険性が高くなってしまうので、注意が必要です。
では、 つわり で 仕事 を 休む 場合にはどのくらいの 期間 休みをとることが可能なのでしょうか。
つわりで仕事を休むことが可能な期間はどれくらい?
つわりとは
そもそも、つわりは妊娠初期に起きる生理的な現象であり、症状としては吐き気や胃のむかつき、眠気やだるさなどがあります。症状の種類や強度は人によって異なっていますが、明確な原因はわかっていません。
考えられいる原因としては妊娠によるホルモンバランスの変化や精神的なストレスによるものといわれています。つわりによって引き起こされるトラブルとして怖いのが、食事が摂れず栄養不足になってしまうことです。
できる限りの栄養素や水分は食事から摂取することが理想ですが、どうしても食事が摂ることができない場合には病院で点滴などの処置を受けることがおすすめです。
つわりが悪化してしまうと入院を強いられてしまう場合もありますので、はやいうちに病院で相談することをおすすめします。
つわりはいつからいつまで?
つわりは早い人では妊娠4週からはじまり、妊娠16週までにはだいたいの妊婦さんがっつわりがおさまるといわれています。
つわりの期間については個人差があるといわれていますが、つわりが落ち着く原因としては、胎盤の形成が完了し、ホルモンバランスの変化が落ち着くことといわれています。
しかし、妊婦さんのなかには妊娠後期までつわりが続いてしまうこともあるため、胎盤が完成してもつわりがおさまらないといった方もいらっしゃいます。
つわりで仕事を休んでも良い?
つわりが辛いと仕事にいくことも辛いですよね。特につわりの症状が強くでるといわれている朝の時間帯は布団から出ることも難しく、さらに通勤電車のなかで吐き気が襲ってきたら…、仕事中に眠気に襲われたら…と気持ちが不安になる方もいらっしゃると思います。
労働基準法では産前産後休暇は規定されていますが、つわりがひどい場合に休暇を申請するような決まりはありません。つわりでの休暇は風邪などでの欠勤と同じ扱いになってしまいます。
そのため、自分自身で判断をして欠勤連絡をおこなうようにしましょう。
つわりで仕事を休んでも良い期間は?
先ほども述べたように、つわりを理由に特別な休暇をとることはできません。
つわりは病気扱いではなく、“特別な健康状態にある場合”と分類されてしまうのです。とはいえ、強い全身の倦怠感や苦痛をともなうような頭痛や吐き気、冷や汗、頭痛などの重症なつわりの場合にはとうてい仕事などできないことも多いです。
その場合には無理をして仕事をしているとお母さんの体調に影響を及ぼすだけでなく、流産を招いてしまう可能性もあります。
そのため、仕事を休むことをおすすめしますが、仕事を休めるかどうか、またどのくらいの期間休みがとれるのかは個人のケースによって異なってきます。
つわりはストレスなどの影響で悪化することもあるので、医師や職場の方とよく相談してできる限りのサポートをお願いすることがおすすめです。
また、どうしても長期間の休暇を取る場合には会社側から診断書の提出を求められることもあります。その場合には、担当の医師にその旨を伝えて診断書の発行をお願いしましょう。
しかし、なかには診断書を発行してもらえない場合もありますので、自分の体調についてしっかりと医師に伝えることが大切です。
早めに職場には報告を
仕事をするなかで、つわりに対して一人で悩んでいることは大きなストレスにもなってしまいますし、欠勤が続くと職場の方に迷惑をかけてしまうことになります。そのため、できる限り早めに職場へは妊娠報告をすることをおすすめします。
職場にはやめに報告することで周りの方からのサポートを得ることができたり、仕事量などいくらか考慮してもらえる場合もあります。
また、母子健康管理指導事項連絡カードを利用することもおすすめです。このカードを職場に提出することで通勤緩和や勤務時間の短縮などの対応を会社側にとってもらうことが可能になります。
まとめ
つわりで仕事を休むことが可能な期間はどれくらい?
つわりとは
つわりはいつからいつまで?
つわりで仕事を休んでも良い?
つわりで仕事を休んでも良い期間は?
早めに職場には報告を