つわりは、妊婦さん全体の8割が経験すると言われています。つわりが始まると、さまざまな不調に悩まされて苦痛だという人は少なくありません。そのような状況でも、お腹の赤ちゃんのために食べて栄養をつけたいところです。
ここでは、 つわり の時でも対応できる簡単 レシピ をご紹介します。
つわりの時何を食べる?対応方法と簡単レシピ
食べられるものを少しずつ
つわりの症状は人によって違いますが、食欲に関するもので大きくわけると「吐きつわり」と「食べつわり」、またその両方という人もいます。
吐きつわりとは、気持ちが悪くて食欲が出ず、吐き気が伴って食べられないという状態を言います。ひどくなると水さえも受け付けず、脱水状態になると病院で点滴などの処置をうけることもあります。
一方で食べつわりとは、ある特定の食べ物が無性に食べたくなり、食事に偏りができてしまう状態です。例えば、唐揚げやポテトなどの揚げ物が無性に食べたくなり、食べ過ぎた結果体重が急増してしまったという話をよく聞きます。
吐きつわりの人は、さっぱりとした食べ物を少しずつ食べるように心がけましょう。人によって食べられる種類は異なりますが、トマトやオレンジ、レモンなど酸味のあるものなら食べられるという人が多いです。
食べつわりの人は、特定の食品の過剰摂取は栄養バランス的にもよくありませんので、適度に調節したいものです。
空腹時に吐き気をもよおことがありますので、空腹にならないよう回数を増やすのもいいでしょう。体調がよくなくても、できるだけ1日3食、または少量を5、6回に分けて食べるようにしたいものです。
簡単つわりレシピ~冷製トマトパスタ~
材料(1人前)
市販のトマトソース1缶、スパゲッティ1束、トマトやミニトマト適量、きゅうりやパプリカなどの野菜、ツナ缶
作り方
まず、スパゲッティ麺一束をゆでます。その間にトマトやそのほかの野菜類を食べやすい大きさに切っておきます。ツナ缶の油が気になる人は、一度熱湯を通して油抜きをしておきます。
麺がゆであがったら、冷水を通し、お皿に盛ります。そこに野菜をトッピングし、市販のトマトソースをかけて完成です。
温かいものよりもさっぱりしたものを好む妊婦さんは結構います。つわり期に食べることができた主な食材がトマトなど酸味のある野菜や果物です。
このほかにも、市販の冷やし中華や冷麺などの麺類は簡単に調理できて、食欲のない人でも食べやすいでしょう。温かいご飯が苦手な妊婦さんにもお勧めです。
簡単つわりレシピ~温かくない梅茶漬け~
材料(1人前)
ご飯一膳、梅1個、海苔1、2枚、胡麻適量、水またはお茶
作り方
お茶碗1杯の冷やご飯の上に梅を1個のせます。そこに海苔、胡麻を適量かけます。最後に熱湯の代わりに水やお茶をかけます。
作り方というほどのものはありません。温かいご飯の匂いが苦手な人でも、冷やご飯なら食べやすいでしょう。そこに酸味いっぱいの梅を置き、それだけではものたりないため海苔や好みで胡麻などをかけます。
そして最後に水をかけます。つわりでなければまず作らないレシピかもしれませんが、これで少しでも食べられるようになるといいですね。
手軽な飲み物レシピ~ヨーグルトドリンク~
材料
市販のヨーグルト適量、バナナ(または夏みかんなどの柑橘系果物)、オリゴ糖適量
作り方
ミキサーに材料を入れて回したら完成です。
果物は家にあるものを応用させてみましょう。バナナを入れればバナナヨーグルト、みかんであればみかんヨーグルトドリンクになります。オリゴ糖を入れることによって、便秘対策にもなります。ヨーグルトの酸味が飲みやすくしてくれるでしょう。
いかがでしたか?つわりは辛いですが必ず終わりが来ます。ご紹介したレシピを試されてもいいですし、ご自分なりに食べられるものを見つけてみて下さい。
まとめ
つわりの時何を食べる?対応方法と簡単レシピ
食べられるものを少しずつ
簡単つわりレシピ~冷製トマトパスタ~
簡単つわりレシピ~温かくない梅茶漬け~
手軽な飲み物レシピ~ヨーグルトドリンク~