妊娠初期の頃は体の変化ととともにいろいろな症状があらわれてきます。便秘や頭痛、眠気や下痢、下腹部痛など人によって本当にさまざまな症状があります。
その中でも多くの妊婦さんが共通して体験するのはつわりです。つわりはある程度期間が経てばおさまるのですが中にはずっと続く人もいます。
今回はいつまで続くのか、 つわり が 終わらない 原因と対策方法について説明します。
いつまで続く?つわりが終わらない原因と対策方法
つわりはいつまで続くもの?
つわりは妊娠しているとわかる4週目から症状があらわれ始めます。その後妊娠7週目から妊娠9週頃に最も辛い時期を迎えます。その間にお腹の中では赤ちゃんの成長とともに胎盤が完成し始めてきます。
妊娠12週頃になると胎盤が完全に完成するので早い人だとこの時期にはつわりが落ち着いてきます。多くの人が大体妊娠16週頃までにはつわりが自然とおさまっていきます。それから安定期を迎える形になります。
しかし中にはつわりが妊娠後期、出産直前まで続く人もいます。
いつまでも続くつわりの原因は?
つわりが長引いてしまう原因を幾つか紹介します。
1つ目は疲労です。妊娠をしていても仕事を続けていたりハードに動いていると体に疲れが溜まってしまいつわりが続いてしまいます。
2つ目はストレスです。ストレスを感じるとつわりが悪化してしまいます。ゆっくりリラックスして疲労もストレスも排除するようにしましょう。
3つ目は出産の不安です。お腹の中の赤ちゃんが順調に育っているのか、無事に出産できるのか常に不安に感じているとホルモンバランスが乱れがちになりつわりが長引いてしまいます。
あまり深く考え過ぎないようにし疑問に思ったら病院で解消するようにしましょう。
つわりを和らげるとっておきの食事方法
つわりが長引いている人は少しでも和らげることを意識しなくてはいけません。
1つ目は空腹を防ぐことです。空腹だとつわりも酷くなり胃が痛くなることもあります。料理をしなくても食べられる物を準備しておきましょう。
2つ目は少しの量をわけて食べることです。胃に少量でも食べ物が入ると栄養を摂ることができます。一気に食べようと思わずに少量ずつ小分けにして食べるようにしましょう。
3つ目は冷やした物を食べることです。つわりがあるとご飯の匂いも苦手に感じてしまいます。一度冷蔵庫で冷やすと匂いも気にならなくなります。
こんな症状があらわれたらすぐに病院へ
つわりが長引いて栄養を摂れなくてもお腹の中の赤ちゃんには優先的に栄養が回っていくので心配いりません。心配なのは母体の体力の低下と体調不良です。
基本的には自宅で休養しながら生活しても良いのですが、次の症状があらわれたら脱水症状がおきている可能性が高いので病院を受診しましょう。
1つ目は食事だけでなく水分も摂取できなくなることです。2つ目は尿が出なくなりめまいがするようになることです。3つ目は常に嘔吐し5kg前後体重が減少してしまうことです。この場合は病院に入院しなければいけません。お腹の中の赤ちゃんのためにもすぐに病院へ行きましょう。
1人で悩まずに家族にも助けてもらおう
つわりが長引いている人の多くはつわりは病気ではないと思い、家族に頼らずに家事や仕事などを頑張る人が多いです。無理をすることで体に負担がかかっているのです。つわりが酷い時は十分な休息が必要なので、家族に積極的に話をしていきましょう。
周りにつわりの辛さを理解してもらい、家事などを協力してもらいましょう。今協力してもらうことで出産後も家事をサポートしてもらうことができます。
つわりが長引いている人は無理をせずにゆっくりと休息することを考えてみましょう。体が疲れているとつわりは終わりません。周りにサポートしてもらいながら乗り切っていきましょう。
まとめ
いつまで続く?つわりが終わらない原因と対策方法
つわりはいつまで続くもの?
いつまでも続くつわりの原因は?
つわりを和らげるとっておきの食事方法
こんな症状があらわれたらすぐに病院へ
1人で悩まずに家族にも助けてもらおう