妊娠をするとお腹の中で赤ちゃんを育てて行くために母親の体はどんどん変化していきます。そのため妊娠初期にはさまざまな症状があらわれてきます。中でも多くの人が妊娠初期症状に体験する辛い症状の1つがつわりです。しかしつわりの症状には感じる人と感じない人がいます。
妊娠したのにつわりがないという人は赤ちゃんが無事なのか気になって心配してしまいます。
そこで今回は つわり がある人と ない 人の違いとは何かを説明します。
妊娠したのにつわりがない!ある人とない人の違いとは
つわりはどうしておこるの?
そもそもつわりはどうしておこるのでしょうか?つわりは医学的にはっきりとした原因はわかっていません。幾つか諸説があります。
1つ目はホルモンの分泌の関係です。妊娠するとヒト絨毛性ゴナドトロピンというホルモンや黄体ホルモンが多く分泌されるようになります。このホルモンが一気に増加することで体が変化についていけずつわりが始まると言われています。
2つ目は体質が酸性に変わることが原因という説です。つわりがおきるのは酸性の時でアルカリ性の時はならないと言われています。妊娠をすると体が酸性になるのでつわりがおこると考えられている説です。
つわりがない原因はわかっていない?
つわりがある原因もはっきりとわかっていないだけに実はつわりがない原因もはっきりとはわかっていないのです。しかし妊娠をしてもつわりがないという人は意外と多いです。全体の30%はいます。
妊娠初期に必ずつわりがあると思っている人がいますが、つわりは個人差があるので、こうして感じない人もいるのです。またつわりが重い人から軽い人まで人ぞれぞれです。
つわりがない人の特徴は?
つわりがない人の特徴を幾つか紹介します。1つ目は健康体で胃腸が強い人です。ホルモンの分泌が例え乱れたとしても健康だと自分の体に大きな変化を感じずに過ごすことができます。またつわり症状の中で辛いのは吐き気です。胃腸が強いと吐き気を感じづらいと言います。
2つ目は運動が好きで普段から動いていた人です。運動不足の人よりも運動をしている人の方が、もしつわりがあったとしても感じにくい傾向があるようです。運動を普段からしている人は冷え性にもならず、胃腸の働きもしっかりしているのでつわりになりにくいです。
逆に冷え性の人は血行が悪いのでホルモンバランスがさらに崩れやすく体調が悪くなりやすいです。
つわりがない人への注意点
つわりがないのは健康な証拠です。しかしつわりがないだけに気をつけなければならない点もあります。最も気をつけなければいけないのは妊婦であることを忘れてしまうと言うことです。
つわりがないと妊娠初期の大事にしなければいけない時期に無理をして動いてしまったり、タバコやアルコールをたくさん摂ってしまったりしがちです。お腹が張ってお腹の中の赤ちゃんに影響を与えてしまうので妊婦だと言うことを忘れないようにしましょう。
つわりがないと流産なの?
つわりがないと流産をしていると言う噂がありますが、元々つわりを感じなかった人は心配する必要はありません。しかし元々重いつわりがあったのに軽くなったり、突然つわりがなくなった場合は気をつけなければいけません。
中にはお腹の中で赤ちゃんが亡くなっている流産の状態になっている可能性もあります。つわりが突然なくなったからと言って必ずしも流産と言うわけではありません。つわりがなくなってしまった場合は一度かかりつけの病院を受診して検査をしてもらいましょう。
つわりがないことは心配することではありません。つわりは個人差があるので全く感じない人もいるのです。あまりつわりにこだわらずに落ち着いて過ごすようにしましょう。
まとめ
妊娠したのにつわりがない!ある人とない人の違いとは
つわりはどうしておこるの?
つわりがない原因はわかっていない?
つわりがない人の特徴は?
つわりがない人への注意点
つわりがないと流産なの?