つわり で辛い時期。確かに匂いはきついけど、 カレー が食べたいと思うことがある人、結構多いのではないでしょうか。これは決しておかしいことではありません。一応刺激物だから食べるのを迷っているという人、なぜ食べたくなるのか、妊娠中にカレーを食べても大丈夫なのかを知りましょう。
カレーが食べたくなるつわり時期
つわりとは
つわりはだいたい妊娠初期に起こる、吐き気や嘔吐などの事を言います。つわりが起こる原因は医学的にはまだ証明されていませんが、妊娠初期の頃は体が胎児を異物と認識してしまうことがあるようです。
そのため、病気の時に菌と戦うのと同じように、胎児に対しても体がそのような反応を起こしてしまうのかもしれません。
つわりの症状
人によってつわりの症状は違ってきます。
つわりの主な症状
吐き気、嘔吐
妊婦さんのほとんどは、吐き気や嘔吐を伴うつわりです。食事に関係なく起こります。重症化してしまうと嘔吐が止まらず、食べた物や飲んだ物が全て出てしまうので、脱水症状や栄養失調で点滴を受けたり入院をしてしまう人もいます。
食べ物の好みが変わる
大好物だった物がつわりの吐き気で食べられなくなる、嫌いになるということが良くあります。逆に苦手だった物や、酸っぱい物、辛い物が欲しくなることもあり、食べ物の好みが変わってきます。
吐き気があると、脂っこい物やパンなどの軽い物より、「お米が食べたい」と思うことも増えるかもしれません。
においに敏感になる
普段生活している中で、全く気にならなかったにおいが、とても気になるようになります。ご飯の炊き立てなどの料理のにおい、生活臭、悪臭やタバコのにおいも普段以上に鼻に付くにおいだと感じます。
眠気
どんなに寝ても眠気が取れないことがあります。眠気が酷い時は仕事などにも影響するほどです。車の運転避けてください。
胃もたれ
特に嘔吐がある人は、胃が荒れやすく胃痛や胃もたれを起こしやすいです。
下痢や便秘
ホルモンバランスの関係で、妊娠中は腸の働きが鈍くなることがあり、下痢や便秘になりやすいです。
つわりにはカレー
カレーと聞くとにおいが強そうで、一見つわりの時期には食べにくそうな物だと感じます。
ですが、意外と無性にカレーが食べたくなることが幾度となくあるのです。
つわりで吐き気があると、胃に溜まるものや酸っぱい物、辛い物などの刺激物が食べたくなることがあります。カレーはさまざまな香辛料が入っているのでスパイシーです。
甘い物よりも食べやすく、その刺激臭には食欲を増進させる成分が含まれているということが、つわりの時期でもそそられる理由なのかもしれません。
また野菜も一緒に摂れるので栄養も満点ですね。
妊娠中にカレーを食べるときは
辛口、激辛などの刺激が強すぎるものは避けてください。カレーだけに言えることではありませんが、食べ過ぎには注意です。刺激物が胎児に悪影響を与えるという事例はありません。しかし塩分なども沢山含まれるので、血圧や腸など母体に影響します。
スパイスやハーブの種類によっては、妊娠中に摂取しない方が良い物もあるので気を付けましょう。
カレーにはレパートリーが沢山
カレーは食べたいけど毎日同じ味だと飽きてしまうし、そそられるけどお米と食べるのは重いと感じる人は、味を変えたり、組み合わせを変えて食べることができます。
カレーは何通りものスパイスの組み合わせで、辛さや味が変わります。その日の気分、その時期の旬に合わせて、お肉や野菜も変えることができます。
オリジナルのカレーを白米と一緒に食べるのも良し。カレーは少々カロリーが気になる、と言う場合は玄米や雑穀米などにしても良いでしょう。もしお米を食べるのが重いなと感じる時は、喉を通りやすいうどんにかけて食べることもできます。
無理をせず食べたいものを食べよう
妊娠中、つわりの時期にカレーが食べたくなるという人は結構多いですが、もちろん受け付けない人もいます。
胎児の事を考えて栄養を摂らなくては、と気にし過ぎてそれがストレスになってしまう人もいますが、つわり時期は無理なく食べられる物を食べましょう。
まとめ
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つわりにはカレー
妊娠中にカレーを食べるときは
カレーにはレパートリーが沢山
無理をせず食べたいものを食べよう