妊娠6週目ごろから始まる方が多いつわり。症状や期間は人それぞれで、出産までつわりが続いた方も少なくありません。そんな中で、 つわり が 早く終わった 、つわりの症状が全くでないといった方もいます。
つらい方と早く終わる方、それぞれの違いは一体何でしょうか。
私のつわり、早く終わったのはどうして?
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つわりを感じない妊婦さんもいる
妊娠すると辛いつわりがある、といったイメージが強い方は多いのではないでしょうか。テレビのドラマなどで、急に気分が悪くなり妊娠に気づくシーンなどは良くみかけます。
しかし実際にはつわりの症状は、誰にでも起こるものではありません。中には出産まで全くつわりを感じることなく過ごせたといった、幸せな妊婦さんもいるのです。
妊娠初期で急につわりが終わった場合は注意
妊娠初期の場合は突然消えるつわりの症状には注意が必要です。前日まで激しい吐き気と胸やけがしていたが、急に症状がピタッとなくなった場合、悲しいことですが流産の可能性もあります。つわりは、妊娠12週から16週にかけて徐々に消えて行くものです。
気を付けるべきなのは、それよりも前である11週目あたりでつわりが急に消えてしまった場合です。少しでも心配があるのでしたら、やはりきちんと医療機関で診察をしてもらいましょう。
「つわりが消えた=流産」とは考えないで
つわりが起こるメカニズムというのは、はっきりと解明されているわけではありません。実はまだまだ現代医学でも解明できない部分がたくさんあるのです。
したがって、順調に妊娠期間を過ごしていたとしても、急につわりが終わってしまう方がいても、中にはつわり自体を感じない方もいるのですから、不思議なことではありません。
流産した後もつわりが続く場合もある
稽留流産を経験した方の中には、流産をした後、2、3日もつわりが続いた・・・といった方もいます。稽留流産とは、お腹の中で胎児が死亡した後も留まっている状態のことを言います。
この場合、胎盤や絨毛など妊娠に伴い作られた組織がそのまま体にとどまっているためつわりが続くと考えられています。
つわりを感じない人って?
正常な妊娠が続いてもつわりが早く終わってしまう方は、ひどいつわりを経験する方と一体何が違うのでしょう?
一般的に言われていることは、つわりを感じない方は、非常に健康体な方が多いということ。胃腸が丈夫で、体を日ごろから鍛えている、冷え性ではない、といった方が多いと言われています。
また、つわりにはストレスが影響するといった考えもあることから、ストレスに強い方やあまり感じない、鈍感な方はつわりで苦しむことが少ないのかもしれません。
妊娠している知人がつわりで苦しんでいる中、自分だけつわりがない、または初期だけで早く終わってしまった、といった場合、自分は異常なのではないか?と不安を感じてしまう方もいるかもしれませんが、つわりがないということは、妊婦として最適な体の状態だと言えるのですから、心配せずに過ごしましょう。
つわりが軽いからといって赤ちゃんに影響はない
世の中には、つわりと赤ちゃんの成長に関する噂ともいえる話があふれています。しかし実際は、つわりがなぜ起こるのかも解明できていないのです。
つわりが軽いからといって、赤ちゃんの成長に影響があるはずがありません。つわりがないということは、それだけゆったりとリラックスした妊婦生活を送れるということ。
つわりで苦しむ他のママたちには申し訳ない気もしますが、恵まれた妊婦生活を送れることは幸せなことなのです。食べ過ぎには十分注意して、赤ちゃんが産まれて来てくれる日まで、楽しい妊娠生活を送ってください。
まとめ
私のつわり、早く終わったのはどうして?
つわりを感じない妊婦さんもいる
妊娠初期で急につわりが終わった場合は注意
「つわりが消えた=流産」とは考えないで
流産した後もつわりが続く場合もある
つわりを感じない人って?
つわりが軽いからといって赤ちゃんに影響はない