気になる帝王切開の傷

帝王切開だと「傷はどうなるのか」「傷跡は綺麗に消えるのか」「痛みはどうなのか」など気になる事、不安に思う事がたくさんあると思います。

今日は 帝王切開 の傷についてご紹介します。

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－目次－

帝王切開の傷の目立ち方は、お腹の切り方によっても違います。縦切りはお腹に縦に一本線が入っている方法です。この場合、開腹が簡単で、傷の延長がしやすく、どんなケースでも対応が可能というメリットがあります。

術後の傷の痛みも少なく、多くの方が縦切りで帝王切開をしていると思いますが、傷がケロイドになりやすく、目立つのが難点です。

横切りは、子宮付近に横に切って手術を行うものです。この場合は恥毛に隠れるので、傷が目立ちにくいメリットがあります。

しかし、手術に時間がかかり、傷の痛みが若干強いという点、術後に下腹部の感覚が鈍くなってしまうなどのデメリットがあげられます。

術後、１日～２日は安静が必要です。麻酔が切れた頃に痛みを感じたり、熱が出てしまう場合もあります。出産後は普通分娩と同じように後陣痛の痛みも伴います。

痛みが強い場合は、お医者さんに伝え痛み止めを処方してもらいましょう。

３日目ほど経つと動けますがお腹に力を入れる事が難しく、帝王切開の傷口は痛みます。１年ほど傷跡はズキズキと痛みます。その後、白くなり痛みも落ち着きます。

帝王切開の傷のケアで大切なことは以下の通りです。

妊娠時や出産後は肌が乾燥しやすくなるので、放っておくと肌の弾力や伸縮性が失われて、肉割れや妊娠線の原因となります。更には帝王切開の傷も治りにくくなるので注意が必要です。

帝王切開の傷におすすめのアイテムを紹介します。

まずは傷口をキレイに治す作用のあるシリコンジェルシートです。シリコンジェルシートは、お医者さんもおすすめする商品ですが、傷口が伸びないよう保護しますのでケロイド状予防にも効果があります。また保湿作用がありますので痒みが少なくなります。

さらに、閉じられている傷口を補強する皮膚用のテープ、マイクロボアテープがあります。マイクロボアテープには傷口をキレイくっつけるためのものです。入浴のたびに貼りかえる必要もありません。

傷が消えない場合は、整形外科や美容外科などで治療を受けられます。治療方法は縦切りの場合、現状の傷に対し直線状に切開し細かく縫合します。４０分から５０分で手術は終わり、１週間後に抜糸します。術後は、傷口の広がりを防ぐため３か月ほどテーピングをします。

横切りの場合も動揺です。傷に沿い直線状に切開します。しかし、横切りの場合は傷の状態により斜めに切開し、皮膚の張力を分散させ傷を目立たなくする工夫がとられる場合もあります。

どちらも傷がキレイに消えるとは限りませんが、さらに目立たなくすることもできます。費用は１センチあたり２万円～３万円です。

例えば、傷の長さが１４センチだとすると３０万円～４０万円くらいの費用となります。傷口が気になるようであれば相談してみましょう。

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まとめ

気になる帝王切開の傷
帝王切開には縦切りと横切りがある
傷の痛み
傷のケアに大切なこと
帝王切開の傷におすすめなアイテム
傷が消えない場合