現在では帝王切開を行って出産をする人が増加してきています。5人赤ちゃんがいたら1人は帝王切開で出産をすると言う場合が多いです。誰にでもおこりうる帝王切開についていろいろな不安を聞くことも多いでしょう。
そこで今回は 帝王切開 の 痛み いつまで 続くのか、対策はあるのかについて紹介します。
帝王切開の痛みいつまで続く?対策はあるの?
帝王切開の痛みの原因は何?
帝王切開の痛みの原因は主に2つあります。
1つ目は子宮収縮の痛みです。この子宮収縮の痛みは後陣痛と呼ばれていて、帝王切開の人だけでなく、普通分娩を行った人も感じる痛みです。
後陣痛は広がった子宮が元の子宮の大きさに戻ろうとしたり、出産後に胎盤が剥がれ出血するために、その出血を止めようとする大事な働きがあります。
2つ目はお腹を切開した痛みです。帝王切開はお腹を切開して出産を行うので、出産後、ズキズキと傷口が痛んできます。
帝王切開の痛みはいつまで?
帝王切開の痛みのピークは48時間と言われています。しかし個人差があり、48時間で楽になってくる人もいれば、1週間が経過してもまだ痛みが残っていると言う人もいます。
1週間後はどちらかというと切開した傷がひきつって痛みが出てしまうようです。その後も寝返りや咳をした時に痛みを感じる人が多いです。
帝王切開の痛みを和らげる方法とは
痛みを和らげる方法をいくつか紹介します。
1つ目はリラックスをすることです。痛みを気にすると余計に痛みを感じて辛くなってしまいます。アロマなどリラックスできる方法を探しましょう。
2つ目は血行を良くすることです。冷えていると痛みが増すので血行を良くして痛みを軽減させましょう。
3つ目は寝方です。仰向けだと痛みを感じる人が多いです。抱枕を使用したりして横向きに寝ると良いでしょう。痛みを軽減させる寝方は個人差があるので、自分にぴったりな方法を探すようにしましょう。
4つ目はなるべく動くことです。無理をしてまで動くことはしなくて良いですが、なるべく動くことで傷が早く治ります。
痛み止めを使用しても良いの?
帝王切開で強い痛みを感じる人は無理をしないで医師や看護師さんに相談をして痛み止めを使用しましょう。痛み止めは授乳しても影響のないものを処方してくれます。いくら痛いからと言って市販薬を処方してもらうのはやめましょう。
また、あまりに酷い時は座薬を処方してくれます。座薬は6時間の間隔で使用をすることができます。座薬の効き目は個人差があるので効かないからと言って乱用するのはやめましょう。
痛みの軽減にはテープ?
帝王切開でできた傷は3ヶ月前後で赤みが少しずつ引いていき、1年経過してくると傷が白くなってあまり目立たなくなります。多くの病院では帝王切開後に医療用のテープマイクロポアテープというテープを使用して傷の上に貼ることが多いです。
マイクロポアテープは一度貼るとマイクロポアテープがはがれてくるまで貼ったままにしていて大丈夫なものです。
このマイクロポアテープは傷口をしっかりと塞ぐために使用するものなのですが、帝王切開後の傷口に使用することで、傷を塞ぐだけでなく、傷跡をきれいにしたり、服などの擦れなどを防いで痛みも軽減する効果があります。
1度貼るととらないように指示をされますが、使用しているうちにかぶれをおこしてしまう人もいます。その場合はすぐに病院へ行き、相談をするようにしましょう。
帝王切開の痛みは消えるので安心を!
帝王切開の痛みは1ヶ月程度で消えていきます。ずっと続くものではないので安心をしてください。
まとめ
帝王切開の痛みいつまで続く?対策はあるの?
帝王切開の痛みの原因は何?
帝王切開の痛みはいつまで?
帝王切開の痛みを和らげる方法とは
痛み止めを使用しても良いの?
痛みの軽減にはテープ?
帝王切開の痛みは消えるので安心を!