帝王切開はお腹にメスを入れて赤ちゃんを取り出す方法で、年々増加傾向にあり、今は5人に1人の割合で帝王切開を行っているそうです。
そこで気になるのが 帝王切開 の 費用 です。今は色々な保険や方法があって、帝王切開を安く抑える事が出来ます。では、詳しく説明していきたいと思います。
帝王切開の費用を安く抑えるには
帝王切開の一般的な費用とは
まずは妊娠から出産までにかかる費用は一般的に50万円くらいと言われています。その中でも1番お金がかかるのは分娩費用です。経膣分娩の場合は余程の事が無い限り、出産育児一時金42万円内で収まります。
しかし、帝王切開になった場合は、費用は100万近くかかると言われています。相場は70万前後です。手術費用だけではなく、傷がくっつくまで7日~10日は入院しなければいけないので入院費も高いのです。
でも大丈夫です。大変だと思う必要はありません。
帝王切開は高額療養費の対象
高額療養費とは医療機関や薬局で支払う金額が1か月間で一定の額を超えるとその超えた金額を支給してもらえるというものです。
一定の額はそれぞれの年収によって違います。例えば年収370万円~770万円の人は81000円を超えた場合に高額療養費対象となります。帝王切開の相場は100万円近くですから対象になりますね。
普通分娩だと保険外で自己負担になってしまいますが、帝王切開だと健康保険が適用されます。だからあくまでも支払う額は3割でいいという事です。気をつけなければいけないのは高額療養費の限度額認定証の提出は月をまたがないことです。月をまたいで入院する場合は限度額が2倍になってしまうので支給額が減ってしまいます。
先ほどの数字を使って例えてみます。
月をまたがなければ保険内なら81,000円以上は支払わなくていいので、ひと月81,000円に保険外の額を払って余ったお金は振り込まれてきます。月をまたぐと81,000円×ふた月分に保険外の額を払わなければいけないので、支給額が減るわけです。
地域や医療機関を問わずに手術代は22万円と決められています(入院費は別)。高額療養費の手続きは簡単で、領収書、保険証と印鑑、通帳など振込口座が分かる物を持参して健康保険組合等の窓口に行くだけです。後に端数分が振込されます。忘れずに申請しましょう。
高額医療費控除を使おう
高額医療費控除とは1年間で一世帯の医療費の支払いが10万円以上になると確定申告でお金が戻ってくると言うものです。帝王切開の費用は高いので、戻ってくる額も多めになるので請求書をきちんと保管しておきましょう。
帝王切開で民間保険を使うには
公的な補助の他に、帝王切開の費用を安く抑えるために保険があります。帝王切開専用の保険というものはないので、生命保険に入院・治療特約を付けるか、医療保険に加入するかの2択になります。
普通は生命保険には入院・通院費、手術費用の保証はありませんがそこに入院・治療特約を付ける事で帝王切開保険として活用することが出来ます。
どちらも妊娠前に余裕をもって加入するのがおすすめです。27週を超えてしまうと帝王切開の費用は含まれない可能性が出てきます。医療保険の場合は短期間出来る定期保険があるので加入期間が短くても保険が利用できるのでぎりぎりに加入する人はこちらをおすすめします。
トータルすると普通分娩より安く済む!
傷は痛むし、入院も長くかかるので大変でしょうが、今までの事も踏まえるとトータルするよ帝王切開の費用の方が普通分娩より安く済みます。むしろ黒字になった人が多いです。
今まで紹介した保険だけでなく、普通分娩、帝王切開ともに出産一時金は支払われるので帝王切開は負担額が少ないので貰える額の方が多くなるのです。帝王切開だと決まった時点で早めに帝王切開の費用面を出産院で相談してみましょう。
まとめ
帝王切開の費用を安く抑えるには
帝王切開の一般的な費用とは
帝王切開は高額療養費の対象
高額医療費控除を使おう
帝王切開で民間保険を使うには
トータルすると普通分娩より安く済む!