妊娠をしても最初はお腹も小さいし、なかなか赤ちゃんがお腹の中にいるということを実感できずにいる人が多いでしょう。しかし胎動を感じ始める時期になると妊娠しているということを強く感じることができます。胎動の他にぴくっと動きを感じる時がありませんか。あれは胎児のしゃっくりです。
今回は 胎児 の しゃっくり はどうしておきるのか、原因と感じ方を説明します。
胎児のしゃっくりはどうしておきる?原因と感じ方とは
胎児のしゃっくりの原因は?
実は胎児のしゃっくりはどうしておきるのか、原因がはっきりとわかっていません。はっきりとはわかっていませんが、考えられる原因が幾つかあるので紹介します。
1つ目は肺呼吸の練習をしていることです。胎児もお腹の中で呼吸の練習をします。呼吸をすることで刺激になってしゃっくりがおこると考えられています。
2つ目は横隔膜の刺激で痙攣をしているからです。呼吸の練習をすることで横隔膜に刺激があり、しゃっくりがおこると言う考えです。
そして3つ目は羊水に混ざる異物を吐き出したことでおこると考えられています。胎児が羊水を飲み込んだ時にゴミが混ざっていて、不要な物を吐き出すためにおこると考えられています。
胎児のしゃっくりの感じ方は?
胎児がしゃっくりをした時は胎動とは動きが全く違います。お腹でぴくっと痙攣をするように動いていきます。
母親は痙攣をしているように感じるので不安になるかもしれませんが、それはしゃっくりなので心配をする必要はありません。胎児もお腹の中で、大人と同じような動きでしゃっくりをしているのです。
胎児のしゃっくりが長くて不安!障害?
よく聞く悩みが胎児のしゃっくりが長くて不安だと言うことと、胎児のしゃっくりが頻繁だとダウン症などの障害を持って生まれてくる可能性が高くなると言うことです。
まず、胎児のしゃっくりが長いと不安に思う人もいるかもしれませんが、全く問題ありません。胎児はお腹の中で自分で上手く呼吸ができるように必死に訓練をしているのです。
中には長時間、常にしゃっくりをしている胎児もいます。個人差があり、全くしゃっくりをしない胎児もいますが、どちらも心配はいりません。
そしてもう1つしゃっくりを頻繁にするとダウン症などの障害を持って産まれると言う悩みですが、こちらも全く心配いりません。しゃっくりが多くとも少なくとも障害とは全く関係ありません。心配する必要はありません。
しゃっくりで逆子が分かる?
胎児のしゃっくりを感じる場所は、一般的におへそ下ですが、逆子だとへその上辺りで感じてしまいます。妊娠後期までは赤ちゃんは自由に動き回るので、幾らへその上でしゃっくりを感じていたとしても次の日にはおへそ下でしゃっくりを感じると言うことはよくあります。
しかし、出産が近づいてきてもおへそ上でしゃっくりを感じる場合は、逆子が直っていない可能性があります。心配ならかかりつけの産婦人科を受診して相談してみてください。
こんな症状は病院へ!
赤ちゃんが大きくなるにつれて子宮はどんどん大きくなります。子宮が重くて周辺の筋肉が支えられなくなると子宮下垂と言って早産の原因になってしまいます。急に胎児のしゃっくりをおへそよりずっと下で感じるようになったり、出血や不快感を感じたら1度病院を受診してみましょう。
特に妊娠中は過度に重い物を持つことは危険です。重い物を持ってしまうと子宮に強い力が加わり、下へと下がりやすくなってしまいます。なるべく重い物を持つことはやめましょう。
胎児のしゃっくりは赤ちゃんの健康の証拠です。不安にならずにゆっくりとした気持ちで過ごしましょう。
まとめ
胎児のしゃっくりはどうしておきる?原因と感じ方とは
胎児のしゃっくりの原因は?
胎児のしゃっくりの感じ方は?
胎児のしゃっくりが長くて不安!障害?
しゃっくりで逆子が分かる?
こんな症状は病院へ!