妊娠をしているとわかると妊娠を望んでいた人にとってはとても嬉しいことです。しかし中には医師から「胎嚢が小さいね。」と言われたことがある人がいるかと思います。とても不安な気持ちになります。
そこで今回は 胎嚢 が 小さい と言われて不安を感じている人へ、原因や大きさの目安とは何かについて説明します。
胎嚢が小さいと言われて不安!原因や大きさの目安とは?
胎嚢はいつ頃見えるの?
胎嚢は赤ちゃんの基本的になる大事な細胞である胎芽を包む袋のことを言います。子宮の中に胎嚢が見えるとお腹の中に赤ちゃんがいて成長していると言うことを意味します。
個人差がありますが、平均して見ると大体妊娠4週目~妊娠5週目頃には胎嚢を確認する場合が多いです。胎嚢がなかなか見えない人でも妊娠7週目前後には胎嚢を確認できる場合が多いです。
胎嚢の大きさの目安とは?
胎嚢は1日1ミリずつ大きくなっていくと言われています。胎嚢を確認できるようになる週数は平均して妊娠5週目頃と言われていますが、この時期の胎嚢の大きさの目安は7ミリ~8ミリです。
妊娠6週になると15ミリ前後の大きさになり、妊娠7週になると21ミリ前後の大きさになります。大体の平均的な胎嚢の大きさを紹介しましたが、あくまでも胎嚢の成長度合いは個人差があります。
中には妊娠初期に胎嚢が小さいと指摘された妊婦さんが、次の検診までに急激に大きく成長し異常もなかったと言う人もいます。もし不安な場合は産婦人科の先生にその都度相談をするようにしましょう。
胎嚢が小さい原因って何?
胎嚢が小さい原因を主に2つ紹介します。
まず1つ目は妊娠の周期のズレです。生理周期がきちんときている人であれば胎嚢の大きさにずれはほとんどないかと思いますが、生理が不順で毎月きちんとした日に来ない場合は、胎嚢の大きさにズレが生じて、胎嚢が小さくなっている場合があります。妊娠の周期のズレは心配しなくても大丈夫です。
1度目の産婦人科受診の後に数回病院に通い、胎嚢が成長しているのが確認できれば妊娠周期を訂正してくれます。
2つ目は超音波で上手く見えない場合です。胎嚢を確認する時は超音波を使用しますが、中には体内の水分で上手く超音波で見えない場合があります。
胎嚢が小さいと流産する?
産婦人科の先生は胎嚢と胎芽、赤ちゃんの心拍を確認して初めて妊娠していると確定をします。しかし、胎嚢がその後順調に育てば良いですが、胎嚢ができていても途中で成長が止まったり、心臓の音を確認できなくなると流産と診断されます。
妊娠12週目までの早期の流産の可能性は約13%です。胎嚢が小さいといろいろな面で心配をしてしまうと思いますが、赤ちゃんの大きさには個人差があるのであまり心配をしすぎないようにしましょう。
胎嚢が小さくても気にしない!注意する症状は?
赤ちゃんの成長には個人差があります。胎嚢が小さいと産婦人科の先生から言われても、心拍が確認できれば流産の確率はぐっと下がります。また、週数のズレがある場合は、平均の大きさよりも小さい場合もあることでしょう。
あまり気にすると激しいストレスを感じてしまいます。激しいストレスはホルモンバランスを崩してしまい、体調を大きく変化させてしまいます。あまり考えないようにして過ごしましょう。
また、気をつけたい症状が1つあります。それは出血です。鮮血の量が多かったり、激しい腹痛などがおこった場合は我慢をしないですぐに病院へ行きましょう。
成長には個人差がある
胎嚢が小さくても赤ちゃんがきちんと成長している場合も多いです。あまり気にしないようにして過ごしましょう。
まとめ
胎嚢が小さいと言われて不安!原因や大きさの目安とは?
胎嚢はいつ頃見えるの?
胎嚢の大きさの目安とは?
胎嚢が小さい原因って何?
胎嚢が小さいと流産する?
胎嚢が小さくても気にしない!注意する症状は?
成長には個人差がある