妊娠をしてから少しずつ赤ちゃんはお腹の中で成長をしていきます。早い妊婦さんだと妊娠16週目には胎動を感じることができるようになります。この赤ちゃんの胎動を感じる位置で赤ちゃんがどんな状態なのかわかると言われています。
今回は 胎動 の 位置 で赤ちゃんの様子がわかることや、気をつけることも紹介していきます。
胎動の位置で赤ちゃんの様子がわかる!気をつけることも紹介
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胎動の位置は妊娠週数で違う?
胎動を感じるようになってくると赤ちゃんとコミュニケーションがとれるようで面白いものです。胎動を感じる場所は妊娠の週数で違うので紹介します。
妊娠してから20週目から23週目になると赤ちゃんは耳が発達をして母親の声や心臓の音も聞こえてきます。この時期は上下左右どこからでもポコポコと蹴ったり動いたりするのを感じることができます。
妊娠27週目頃になると赤ちゃんの筋肉が成長をし、体を縮めたり伸ばしたりするようになります。この時期も胎児は手足をたくさん動かすのでどこからでも胎動を感じることができます。
妊娠28週目を過ぎると赤ちゃんの大きさはピークになり、お腹の上側で胎動を感じるようになります。
胎動を感じにくい人もいる
初産婦さんや体重が重くて元々太っている人は胎動をなかなか感じにくいかもしれません。特に初産婦さんの場合は、最初の胎動はお腹の全体でぐにょぐにょ動いたりポコポコと小さく感じることが多いため、胎動ではなく腸の動きではないかと勘違いする人が多いのです。
中には胎動を感じにくい人もいることでしょう。心配をしなくても妊娠後期に入ると必ず胎動を確実におへそより下付近で感じることができます。
逆子だと胎動の位置は違う?
赤ちゃんは通常頭を下に向けて出産の準備を行っていきますが、中には赤ちゃんの頭が下向きにならずに上向きのままになってしまう場合もあります。これを逆子と言います。
子の場合は、逆子のタイプでも違いますが大体胎動を感じる位置は膀胱や肛門付近などが多いです。下半身を蹴られるような痛みを感じるため、膀胱近くで胎動を感じるとトイレが近くなったり、お腹が張りやすくなったりします。
お腹の片方でしか胎動を感じたことがない
胎動を感じると言っても、人によってはお腹の片方でしか胎動を感じたことがないと悩んでいる人もいます。左側だけ、または右側だけしか胎動を感じない場合は赤ちゃんが堅田を横向きにして過ごしている場合が多いからです。
特に妊娠後期に入ってくると赤ちゃんはどんどん大きくなっていきお腹の中で自由に動き回れなくなってきます。そのため同じ方向だけを蹴るようになってしまうのです。心配をしなくても胎動を感じていれば問題はありません。
胎動の位置で気をつけること
胎動を感じていれば基本的には赤ちゃんが元気な証拠なので問題はありません。しかし気をつけることが2つあります。
1つ目は双子の場合です。双子を妊娠している場合は片方で胎動を感じるのに、もう片方で全く胎動を感じなくなった場合は病院を受診しましょう。赤ちゃんの性格もあるので動きも個々で違ってはきますが、あまりに動かない場合は注意が必要です。
2つ目は逆子の場合です。妊娠36週目頃までに逆子が治れば問題はないのですが、逆子が治らない場合は、外回転術と言ってお腹に手をあてて、外から赤ちゃんの逆子を治す方法を行ったりします。それでも治らなければ帝王切開をしなければいけません。
胎動を感じる位置で赤ちゃんの状態を把握しておこう
胎動を感じる位置がどこなのかで、今赤ちゃんはどんな状態なのかを把握しておきましょう。もし少しでもおかしな点があれば病院へ相談をしましょう。
まとめ
胎動の位置で赤ちゃんの様子がわかる!気をつけることも紹介
胎動の位置は妊娠週数で違う?
胎動を感じにくい人もいる
逆子だと胎動の位置は違う?
お腹の片方でしか胎動を感じたことがない
胎動の位置で気をつけること
胎動を感じる位置で赤ちゃんの状態を把握しておこう