出産前 には個人差はありますが、さまざまな 兆候 が身体にあらわれるようになります。見た目の変化や排泄機能、体調などさまざまな面での変化がみられます。
今回はどのような変化があるのかについてくわしくご紹介します。
出産前の兆候にはさまざまな症状がある!
出産前の兆候って本当にあるの?
出産前にはお母さんの身体に変化がおきるとよくいわれていますが、本当に出産前に兆候はおきるのかと疑問に思う方もいらっしゃいます。
しかし、お産が近くなってくると明らかな変化がお母さんの身体にはあらわれてきます。特に、赤ちゃんの位置が下がることが顕著にみられます。
お産が近づくと、赤ちゃんの頭が下に下がってきます。それにともない、お腹の膨らみの位置がいつもより下に下がっているように見えるのです。
また、見た目の変化のほかに、これまで赤ちゃんに圧迫されていた内臓が開放されるため、胃のむいかつきを感じなくなったなどお母さん自身が変化に気がつくことがあります。このほかにもたくさんの兆候があるといわれています。
出産前の兆候にはどのようなものがある?
出産前の兆候にはいくつかのものがあります。主な症状としては、お腹がさがる、胃のむかつきが解消される、胎動の回数が減る、弱くなる、などがあげられています。
それぞれを具体的に説明すると、お腹が下がる場合については、赤ちゃんが下がる前はおへその上の部分が膨らんでいるのですが、赤ちゃんが出産に向けて下がってきている場合にはおへその下部分に膨らみがみられるようになります。
胃のむかつきがなくなることについては、赤ちゃんがこれまで圧迫されていたものが解消されるため、胃のむかつきが解消され、これまでよりもご飯がたくさん食べられるように感じます。
最後に、胎動の回数が減る、弱くなることについては、胎動が弱まることについては心配になりますが、これは、赤ちゃんの頭がお母さんの骨盤あたりにすっぽりとはまり、さらに赤ちゃんが大きくなっているため子宮内を思うように動くことができなくなります。
そのため、妊娠中期には激しく動いていると感じていた胎動も出産が近づくにつれて少なくなってくると感じるのです。
しかし、胎動の感じ方には個人差があるため、出産が近づいている場合にも胎動を激しく感じる方もいらっしゃいます。しかし、全く胎動を感じなくなってしまうことはないので、胎動が全く感じない場合にはすぐに病院へいきましょう。
出産が近くなるとおならが増える
出産の兆候は便や尿、おならなど排泄物に関しての変化ももたらします。これはホルモンの変化が原因となるといわれています。これまで妊娠中は便秘がちだったものが、便通がよくなる、下痢になる、反対に便秘がちになる、頻尿や残尿感を感じる場合もあります。
また、ガスが溜まりやすくなるのでおならの回数が増える、おりものの量が増えるなど排泄物の変化がおきやすいといわれています。
体調面での変化は?
体調面での変化もみられます。手や足がむくみやすくなり、頻尿やお腹の圧迫間で夜に何度も目が覚めることによって日中常に眠たい状態が続きます。さらに出産にむけて骨盤周辺を柔らかくするホルモンの影響によって股関節や恥骨に痛みを感じるようになります。
出産前の兆候はあくまでも目安!
これまで数々の身体の変化を紹介しましたが、これらはあくまでも目安です。出産前の兆候がみられる方もいれば、全く兆候がなく陣痛が始まったという方もいらっしゃいます。
そのため、出産が近づくにつれてこれらの兆候を神経質に探そうとするのではなく、出産前には特にリラックスをし、ゆったりとした気分で過ごすことをおすすめします。
また出産前の兆候には個人差があるため、症状や感じ方も異なるため自分には症状がでないことがあっても気にしないようにしましょう。
まとめ
出産前の兆候にはさまざまな症状がある!
出産前の兆候って本当にあるの?
出産前の兆候にはどのようなものがある?
出産が近くなるとおならが増える
体調面での変化は?
出産前の兆候はあくまでも目安!