マタニティ生活も後半、出産日がどんどん近づいて不安と期待がどんどん膨らんできますね。
出産には予定日というものがありますが、それはあくまでも予定。予定日よりもずっと早くに産まれる子もいれば、予定日を過ぎてもなかなか陣痛が始まらない時もあります。陣痛はいつくるのか予想がつかないもの、いざ!陣痛が始まった時にバタバタしないようにしっかり準備はしておきたいものです。
では 出産 の 準備 はいつ頃から始めたらいいのでしょうか?
いざ!に慌てないための出産準備
いつまで準備するの
妊娠後期、35週まではしっかり準備をしておきましょう。育児の準備はもう少し前から体調のいい時に少しずつ揃えておくのがいいでしょう。
破水は誰にでも起こりうる予想のできないもの、急な破水に備えあまり動き回らなくてもいいように、荷物は玄関近くにまとめて置いておくといいかもしれません。ママが一人の時に陣痛がはじまることもあるます。大きな荷物を持って病院へ行くのはお勧めできません。すぐ必要なものだけを一つにまとめて、その他は後でパパや家族に持ってきてもらえるようにしておきましょう。
病院によっては予定日が近い人は、荷物を先に預かってくれる所もあるので、一度聞いてみてはいかがでしょうか。預かってもらえたら当日は最小限の荷物ですみますよね。
もちろん準備期間は長いほど、いい物をじっくりと用意できます。先輩ママの意見や自分が必要になるだろうなと思うものを忘れないようにリストにしておくのもいいでしょう、早めに出産準備を済ませておくことで心が落ち着くかもしれませんね。
必要なもの
出産に必要なものは病院によっても違ってきますし、季節によっても変わってきます。冬場は体を冷やさないように普段あなたが使っている防寒グッツを持参しましょう。これから紹介するものも、出来れば「普段使っているもの」を持っていくといいかもしれません。出産は誰もが緊張し、病院では非日常な時間を過ごします。少しでも自分が慣れているものを使っているほうが、心は落ち着くものです。
では、一般的に必要と言われているものをあげていきましょう。
- 入院用パジャマ(前開きのもの、上着は少し長めのものがいいでしょう)
- 産褥ショーツ(悪露の手当て用として2~3枚)
- 産後下着
- 授乳ブラジャー
- 母乳パッド(母乳の漏れを防ぐため)
- 洗浄綿(産後の悪露のケア用)
- ベビーウエア(季節により長着も)
- お産用ナプキン(支給品では足りない場合もあります)
- 洗面道具&スキンケア
- ソックス(夏場でも足は冷やさないように。分娩室で着用する人もいます)
- 筆記用具
- ストロー(横になったままでも使用できるように曲がるタイプ)
- タオル
- むくみ対策グッツ
- 帰宅時の洋服(忘れがちです)
必ず必要なもの
- 母子手帳
- 健康保険証
- 診察券
- 印鑑
お金の事情
出産費用は病院によっても違います。それをサポートしてくれるのもが、出産育児一時金です。分娩費として42万円の補助が受けられます。直接支払い制度を利用する場合、産院と合意文章を交わしておきましょう。42万円を超えた額だけを産院に支払えばよく、42万円より費用が少なかった場合は、後日差額を受け取る事が出来ます。産後申請制度のほうは、分娩費を一旦支払った後、自分の加入の健康保険に申請してお金を振り込んでもらいましょう。
又、入院中、医療措置が必要な場合は健康保険が適用されます。しかし出産の処置は自由診療の為、病院によって適用されない場合もあります、詳しくは病院へ問い合わせて確認をしておきましょう。
- 陣痛促進剤
- 止血の点滴
- 帝王切開
- 吸引分娩
- 鉗子分娩
- 集中治療室へ入る場合など
そのほかにも子供手当、育児休業給付金など、あなたがもらえるものには何があるのかを把握をして、手続きを忘れないようにしましょう。バタバタしている出産後は何かと忘れがちです、メモをしてチェックするなどしておきましょう。
バースプランを立てよう
バースプランとは出産の計画書。どんな事がしたいのか、どんな風に産みたいのかなどあなたの希望をかいて周囲に伝えておく事です。書き方もあなた次第です、理想の出産に少しでも近づけるように、事前に産院や家族に希望を伝えておきましょう。
例えば、陣痛中に○○の音楽をかけて欲しい、腰の下の辺りをさすって欲しい、分娩は○○の体位で望みたい、母子同室で過ごしたい、分娩室で赤ちゃんと写真を撮りたい。など。産院のほうには「出来れば~したい」という形で伝えるのがいいでしょう。分娩は赤ちゃんとの新しい生活の第一歩、大切にしたいですよね。
出産準備は早めに用意をしておく事で、気持ち的に安心できます。いざと言う時には分娩の事で頭がいっぱいになるものです。必要なものは考えずに持っていけるようにしっかりと準備しておきましょう。そして、突然訪れる陣痛時にはどのように病院にいくのかを話し合っておきましょう。入院中は誰に手伝ってもらうのか事前に打ち合わせしておくのもいいことですね。
まとめ
いざ!に慌てないための出産準備
いつまで準備するの
必要なもの
必ず必要なもの
お金の事情
バースプランを立てよう