「スタイ」と聞いて何のことかわかりますか?ピンと来ない人でも「よだれかけ」と言えば、すぐにわかるでしょう。 スタイ 、よだれやミルクや母乳の飲みこぼしなど、日に何度も汚しやすい赤ちゃんの服や首回り部分を守る為のエプロンです。
これから、スタイ購入を考えている皆さん、スタイについてよく知って賢く選びましょう。
たくさん用意しよう!機能的でおしゃれなスタイ
スタイ(よだれかけ)とは?いつごろから必要?
そもそもこの「スタイ」という名称は、どこからきたのでしょう?よだれかけのことを英語ではBibと言います。「スタイ」の由来は、スウェーデンのベビービョルン社がプラスチック製のエプロンを「スタイ」と名付け、その商品がヒットした為この言葉も定着したという説が有力のようです。
スタイは、ミルクの飲みこぼしや吐き戻しなどから服や肌を保護するために新生児頃から使われます。そして、よだれの分泌が多くなる5,6か月位になると、ほぼ必需品になってきます。
新生児~3か月頃までのスタイ
新生児期から生後3か月位までは、ミルクや母乳を飲んで寝ての繰り返しで、まだよだれはそんなに多く出ていません。その為、首回りをガードする程度でガーゼなど肌に優しい素材のスタイが適切でしょう。ミルクの飲みこぼしや吐き戻しをキャッチできれば十分な為です。
赤ちゃんの肌はとても敏感なため、スタイをしないで服や肌についた状態で放っておくと、かぶれの原因になってします。赤ちゃんによって飲み方は違いますが、よくこぼし吐く場合は授乳の度にスタイを交換する子もいます。
離乳食用のスタイ
5,6か月位になると、よだれが増えてきます。この頃は常にスタイをしておく必要がでています。また離乳食を始めた子は、撥水加工のある生地や、ソフトプラスチック素材の受け皿付のスタイ(食事用エプロン)が重宝します。
よだれが多い子は必ず首回りが湿ってくるので、普通のスタイをしつつ、離乳食を食べさせる時は食事用エプロンを併用するのがお勧めです。この時期になると、日に何度もスタイを交換するようになってきます。
洗濯が間に合わなくなることもあるため、スタイを大量に用意しておくことをお勧めします。また、外出時に離乳食を与える時は、あらかじめ汚すことがわかっていますので、使い捨ての食事エプロンを用意しておくと後の処理が楽になるでしょう。
機能性に富んだおしゃれなスタイ
かわいい服を着せていてもスタイをつけていると隠れてしまう、できればスタイでもお洒落をしたいと思いませんか?そんなママさんたちの為に、最近はおしゃれなデザインのスタイがあります。
例えばマールマールというブランドのスタイは、付け襟のような感覚で首回り360度まるく囲むデザインが有名です。着用中一部分が汚れても、位置をずらせばそのまま使えるという便利なスタイです。お洒落ママさんたちの間で人気があります。
ブランドに限らず、撥水加工タイプ、表裏使えるリバーシブル、敏感肌の子にも優しい素材のものなど様々なスタイが市販されています。かえるやクマや犬猫など動物の形のスタイは、とても可愛らしいです。
食事の時に思い切り汚してしまう子は、スモック風のカバー部分が大きいスタイを選んでもいいでしょう。他にも、首に巻くと立体的になるバンダナスタイは、おしゃれなだけでなく春先や秋口に風が強い日など、風から首元を守る機能も期待できるでしょう。
手作りのスタイ
日々何枚も使う、おしゃれなスタイで楽しみたいという人は、スタイを作ってみるのはいかがでしょうか。スタイ作りは、裁縫初心者でも挑戦できます。使わないハンカチやタオルなど活用して作ってみましょう。
とはいっても、実際どうすればいいのかよくわからないという人は、市販の型紙やインターネットで手作りスタイの型紙を探してみましょう。様々なタイプのスタイがあるので、作りたいイメージにあった型紙を選んで作ってみましょう。
まもなく出産という人は、スタイを作りながらもうすぐ会える赤ちゃんに優しく話しかけてあげて下さい。胎教になること間違いなしでしょう。
まとめ
たくさん用意しよう!機能的でおしゃれなスタイ
スタイ(よだれかけ)とは?いつごろから必要?
新生児~3か月頃までのスタイ
離乳食用のスタイ
機能性に富んだおしゃれなスタイ
手作りのスタイ