出産すると初めての育児に戸惑うことが多くあります。新生児の便秘やしゃっくり、突然のことにどうしたら良いか悩む方が多くいることでしょう。
特に新生児のしゃっくりはよくあることですがなかなか止まらないと悩むお母さん方が多いようです。
今回は 新生児 の しゃっくり はどうして起こるのか、原因とスッキリ対処方法について詳しく説明します。
新生児のしゃっくりはどうして起こるの?スッキリ対処方法
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どうしてしゃっくりが出るの?
しゃっくりはそもそも横隔膜が何らかの刺激により痙攣して起こります。新生児の横隔膜はまだまだ未熟なため気温の変化や少しの刺激でもすぐに痙攣してしまいしゃっくりへとつながってしまいます。
新生児のしゃっくりの主な原因は2つあります。1つは新生児が母乳やミルクを飲むことで体内が活発に働き始め横隔膜の痙攣が起こりしゃっくりが出ることです。
2つ目は排尿や便によりオムツが濡れ、体温が冷えてしゃっくりが出てしまうことです。新生児は気温、気候の変化にも敏感なため少しの刺激でしゃっくりが出てしまうのです。
しゃっくりは気にしなくて大丈夫?
新生児のしゃっくりは基本的に病気ではないので心配はありません。気にしなくても放って置いてもいずれ自然に止まるでしょう。しかし中には注意が必要な新生児もいます。幾つか紹介します。
まずはしゃっくりにより呼吸が異常に乱れてしまう新生児です。新生児は大人と違い口呼吸ができません。そのため鼻がつまったまましゃっくりを長時間させていると稀に呼吸困難になってしまう場合があります。
次に心配なのはよだれ、吐き気を催すしゃっくりです。この症状は逆流性食道炎の可能性もあるので何度も繰り返すようなら病院で相談してみましょう。
長引くしゃっくりは危険!?2日が目安?
多くの新生児は数分または数時間でしゃっくりが止まりますが、稀に止まらずいつまでもしゃっくりが出ている赤ちゃんもいます。
48時間しゃっくりが止まらない新生児は難治性しゃっくりという病気が考えられます。難治性しゃっくりの原因は横隔膜付近の内蔵や神経に原因があるか、または中枢神経や脳腫瘍や脳梗塞の原因も考えられます。
いろいろな方法を試してもしゃっくりが2日間止まらない場合は一度病院へ行き相談してみましょう。
新生児のしゃっくりを止める効果の高い方法は
新生児のしゃっくりを効果的に止める方法を幾つか紹介します。
1つ目は母乳やミルクを飲ませることです。これは最も効果が高い方法と言われています。飲み込む刺激によりしゃっくりを止めるという方法ですが、お腹がいっぱいで飲みたがらない場合は白湯や薄めの麦茶でも良いです。
2つ目は体を温めることです。寒くなるなど体温の変化でも赤ちゃんはしゃっくりが出るので、おむつ交換をしたり体をさすって温めてあげても効果的です。この際にお母さんの手を温めてからさすってあげると体が温まる率が上がります。
3つ目は授乳後は必ずゲップをさせるようにしましょう。新生児のしゃっくりは授乳後が多いです。ゲップをさせる行為はしゃっくりを止めるだけでなく吐く、または吐いたミルクが器官に入ることを防ぐ行為へとも繋がります。
しゃっくりを止める方法の中で注意が必要なものある!
新生児のしゃっくりを止めるためにさまざまな方法がインターネットや雑誌で紹介されています。しかし鵜呑みしてしまい新生児が危険な状態になってしまうケースもあるので試す場合は注意が必要です。
例えば大泣きをさせることですが、わざと大泣きをさせることは新生児への負担にもなります。この方法は効果があるよりも結果的にしゃっくりが止まったのではないかと考えられているようです。
他にもうつぶせ寝をする方法です。うつぶせ寝はまだ寝返りができない赤ちゃんにとって危険な方法です。気持ちをしゃっくりからそらすことで止まると言われていますが窒息に十分気をつけてください。
しゃっくりの原因を取り除いてあげることが最もしゃっくりを止める近道になります。さまざまな方法を試してみてそれでも止まらない場合は病院を受診しましょう。
まとめ
新生児のしゃっくりはどうして起こるの?スッキリ対処方法
どうしてしゃっくりが出るの?
しゃっくりは気にしなくて大丈夫?
長引くしゃっくりは危険!?2日が目安?
新生児のしゃっくりを止める効果の高い方法は
しゃっくりを止める方法の中で注意が必要なものある!