赤ちゃんは大人と比べると 心拍数 が 高い といわれています。心拍数が高い場合でも特に心配をすることもないといわれています。泣いたり興奮した場合に心拍数が1分間に約200回と高くなることもあるのです。
しかし、なかには病気が 原因 となる場合もあるため、平均的な心拍数を知ることも重要です。
赤ちゃんの心拍数が高い原因は?
赤ちゃんの心拍数の正常値
赤ちゃんの心拍数は通常1分間に140から160回といわれています。
大人と比べると非常に多い回数であることがわかります。赤ちゃんのなかでも、月齢が低ければ低いほど心拍数は多くなるといわれています。
この心拍数は通常の安静にしているときの回数であり、泣いてしまった場合にはさらに回数が増えて1分間に約200回といわれています。
赤ちゃんの心拍数が多い原因として、赤ちゃんの小さい心臓で身体全体にたくさんの血液を送るために数多く心臓を動かすことが必要になるのです。
心拍数が低い場合
赤ちゃんの心拍数は1日のなかで変動が多いといわれています。起きている間の心拍数は多いときで約170回動きます。
昼間よりも心拍数が少ないときは、寝ている間です。寝ている間は身体がリラックスしており。血液をゆっくりのスピードで身体に送ればよいので、通常よりも心拍数が少なくなるのです。
心拍数が低いといっても、寝ている間の心拍数の平均は1分間に約120回から140回と大人よりは断然心拍数の数が多くなっています。
心拍数が高くなる場合
眠っている間は心拍数が低くなりますが、反対に心拍数が高くなる場合もあります。それは、泣いている間など興奮しているときです。
心拍数が高いといわれる回数は1分間に約200回以上心拍数がみられる場合をさしています。
泣いてしまったり興奮することによって心拍数が跳ね上がり、このように回数が多くなります。
赤ちゃんの胸に耳や手を当ててみると異常に心臓が動いているのがわかり、心配になることもあるかもしれませんが、泣いている場合など興奮している場合では心拍数が多くなっている場合でも特に大きく心配をすることはありません。
しかし、なかには病気が関係している場合もありますので、注意が必要です。とはいえ、興奮しているだけではないか?と勘違いしてしまい心臓の異常に気がつくことが遅れてしまうことがあります。
心臓は命に大きく関わってくる臓器のため、少しでも異常を感じた場合にはすぐに病院で検査をしてみることをおすすめします。
心拍数が高い原因
心拍数が高くなる原因は泣いてしまうなど興奮することのほかにも病気が関係しています。
心拍数が高くなる病気は大人の場合では心臓疾患や糖尿病などの生活習慣病やストレスが関係していることも多いといわれていますが、赤ちゃんの場合には心臓疾患が一番の原因とされています。
新生児の場合、大きな心臓疾患があると産後の検査などですぐにみつけることができます。赤ちゃんはもともと心拍数が高いため、あまり過度に心配することはないともいわれています。
しかし、安静にしている場合でも異常なほどに心拍数が高いなと感じることが続いた場合にははやめに病院へいくことをおすすめします。
平均的な心拍数を知っておく
赤ちゃんの心拍数の異常をいちはやく気がつくにはお母さんが気づくことが重要です。
いつもどれくらいの心拍数なのか、泣いたり興奮したときなど心拍数が高い場合でもどれくらいになのかを知っておくことで身体に異常がおきているかどうかに気がつくことができます。
大切な赤ちゃんの成長をいつまでもみつづけるためにも、健康な状態を保ってあげることが親のつとめです。
少しでも症状が軽く、治療が短い期間で済むためにも“いつも”の健康な状態の身体を知っておきましょう。
まとめ
赤ちゃんの心拍数が高い原因は?
赤ちゃんの心拍数の正常値
心拍数が低い場合
心拍数が高くなる場合
心拍数が高い原因
平均的な心拍数を知っておく