女性にある病気で決して珍しくない誰でもなる可能性がある子宮内膜症。子宮内膜症は放置しておくと不妊症になってしまう恐れもあり、早期発見と治療が大事だと言われています。
そこで今回は 子宮内膜症 の 手術 の治療費用と方法は何かについて詳しく説明していきます。
子宮内膜症の手術の治療費用と方法は?
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子宮内膜症の原因は一体何?
子宮内膜症になってしまう女性は年々増加傾向にありますが、実際に子宮内膜症になってしまう原因はわかっていません。仮設ですが子宮内膜症になる主な原因が2つあるので紹介します。
1つ目は移植説です。普通は生理になると子宮内膜がはがれて落ちる時に血液と一緒に体の外へと流れ落ちるはずなのですが、体の外へ出ないでお腹付近に血が溜まって子宮内膜症になってしまうと言う仮説です。
2つ目は体腔上皮化生説です。腹膜の上皮が何かが影響して子宮内膜に変わってしまい増加してしまうことを言います。
子宮内膜症の手術の方法はどんなものがある?
子宮内膜症の手術をするとなるとどんな方法があるのか紹介します。
まず1つ目は腹腔鏡手術です。小さい穴をお腹に複数開け、穴から腹腔鏡を体に挿入していきます。内視鏡を見て処置をしていきます。炭酸ガスを入れて刺激が少なく済むように腹腔鏡の手術を行っていきます。
穴が小さいので出血も傷も少なく、回復が早いメリットがあります。
2つ目は開腹手術です。お腹を開腹して行います。癒着が酷い時や止血が困難な時、病気が重い場合や子宮を摘出しなければいけない時に開腹手術を行うことになります。
子宮内膜症の手術の治療費用は?
子宮内膜症の手術の治療にかかる費用はどれくらいかを説明します。子宮内膜症で手術が必要だとなった場合には保険が適応されます。
腹腔鏡手術の場合は手術後5日程度入院となります。入院費用も合わせると大体20万前後かかります。
一方開腹手術となると保険は適応されますが、腹腔鏡手術と違い、入院期間が3週間前後と長期に渡ってしまいます。そのため入院費用と手術必要を含めると大体30万円前後かかることとなってしまいます。
手術をしないためには早期発見を!
手術になると金額がかかってしまうのでなるべく早期発見をするようにしましょう。子宮内膜症を早期発見するには月経痛を見ると良いでしょう。月経になる度に出血量が増加していたり、生理痛が酷かったりした場合は1度検査をしてみましょう。
また、遺伝もあると言うので親や姉妹で子宮内膜症になったことがある人がいるのであれば早めに病院を受診するようにしてください。早期に発見をすると病気を食い止めたり症状を早く和らげることができます。
子宮内膜症の手術後、妊娠の可能性は?
子宮内膜症の手術をすると妊娠の可能性は高くなっていきます。
例えば20代の人の場合は子宮内膜症の手術後、妊娠は5年後には80%の確率に上がります。35歳前後の場合は約3年後には60%の確率で妊娠をすることができます。36歳を超えた場合は、1年後は0%のものの、2年~3年の間に10%程度まで高くなります。
妊娠を希望する場合は子宮内膜症を早めに治療して治していくことで妊娠率も上がっていきます。
子宮内膜症の手術は最短の方法
手術をしたくない場合はホルモン剤などを服用して治療をすることもできます。しかし半年は妊娠をすることができません。子宮内膜症の手術が最も短い時間で治療をすることができます。
まとめ
子宮内膜症の手術の治療費用と方法は?
子宮内膜症の原因は一体何?
子宮内膜症の手術の方法はどんなものがある?
子宮内膜症の手術の治療費用は?
手術をしないためには早期発見を!
子宮内膜症の手術後、妊娠の可能性は?
子宮内膜症の手術は最短の方法