セキソビット とは不妊治療で使われている薬です。
不妊治療で使われている薬はたくさんありますが、セキソビットにはどのような特徴や 効果 が期待できるのか、または副作用や飲み方などについても詳しくご説明していきます。
不妊治療で使うセキソビットは、どのような効果があるのか
セキソビットはどのような薬なのか
不妊治療で使われている薬ですが、たくさんある排卵誘発剤の中のひとつです。
治療の第一段階としてタイミング法で治療をしていくのですが、うまく排卵できていない人に向けてセキソビットは使われています。
セキソビットを処方される人は、生理不順の方やきちんと排卵できていない人が多いです。
セキソビットは排卵が正常におこるように助けてくれる薬ですが、卵胞をきちんと成長させるホルモンや排卵がきちんとおこるホルモンの分泌を手助けしてくれる働きがあります。
セキソビットは無排卵の症状が軽い人に処方されています。クロミッドと比べるとセキソビットは効果が弱いと言われていますが副作用は軽いのです。
セキソビットの飲み方は
セキソビットの飲み方としては、生理が始まってから5日目から1日4~6錠を2、3回に分けて5~10日間飲みます。
セキソビットを内服して個人差もありますがだいたい14日間くらいまでには効果がでていますので正確な排卵日もわかります。
また排卵がなかった場合は何度か繰り返し内服します。しかし担当の医師によっても違いますので確認しましょう。
さらに薬の飲み忘れがあった時は自分で判断するのではなく、必ず病院に相談して確認してください。
毎日続けて飲むことで効果が期待できますので、忘れずに飲むようにしましょう。
セキソビットに副作用はないのか
排卵誘発剤として使われるセキソビットですが、同じような薬でクロミッドもあるのですがセキソビットはクロミッドよりも排卵を誘発する効果が弱いため副作用もクロミッドよりは弱いです。
しかし全く副作用がないと言うわけではありません。
どのような副作用があるのかと言いますと、下腹部の痛みまたは張り、不正出血、頭痛、めまい、ほてり、吐き気、だるさ、発疹、痒み、視覚障害、肝機能障害以上のような副作用がわかっています。
このような症状や体調の変化を感じた場合は速やかに医師に伝えるようにしましょう。
セキソビットを服用できない人
セキソビットを服用するときに次のような人は医師に伝え、きちんと確認をしてから服用するようにしてください。
- 薬を飲んで発疹がでた、アレルギー反応がでたことがある人
- 卵巣腫瘍、多嚢胞性卵巣症候群の方
- 乳がん、子宮筋腫、子宮内膜症の方
- 他の薬を飲んでいる
妊娠しやすい体づくり
不妊治療を始めるにあたってまずは健康な体作りが必要になります。どんな治療を行っていくにしろ不健康では効果がでません。
まずは自分でできることをしっかりと行い治療を行うことが必要です。
簡単にできることは、規則正しい生活、バランスの良い食事、適度な運動、ストレスを溜めずにリラックスすることなど毎日の生活をきちんと送ることで体調がよくなってきますので健康な体作りにはよいのではないでしょうか。
そして毎日基礎体温を測ることも大事になってきます。基礎体温を測る事で自分の今の体の状態を知ることができます。
きちんと低温期・高温期があるのかで体の変化やホルモンの状態がわかり、妊娠しやすい体なのか知る事ができますので自分の体の状態をしっかりと把握しておきましょう。
まとめ
不妊治療で使うセキソビットは、どのような効果があるのか
セキソビットはどのような薬なのか
セキソビットの飲み方は
セキソビットに副作用はないのか
セキソビットを服用できない人
妊娠しやすい体づくり