生理周期は一般的に25日から28日が正常といわれていますが、24日以内で生理が訪れる場合もあります。24日以内で生理がくると生理周期が早いといわれます。
生理周期 が 早い と子宮などが未熟な状態になってしまう場合や妊娠しにくくなってしまう場合もあります。
生理周期が早いと身体におきる影響は?
生理周期が早いとはどれくらいの期間を指す?
通常の生理周期の期間は、閉経前の卵巣や子宮を含め身体が健康な状態であり、女性ホルモンが正常に分泌されている場合であれば25日から28日の期間といわれています。
生理周期は人によって異なりますが、だいたい生理が28日周期だった方が、26日目で生理が来た場合には、通常よりは生理が訪れるのが早いですが、一般的な周期によると範囲内のため通常の生理周期といえます。
ただし、24日よりも早い周期で生理がきてしまうことが続くと生理周期の通常の範囲内よりも早い期間になりますので、生理周期が早いといえます。
しかし、女性の身体はとてもデリケートであり、ストレスや体調不良などの影響を受けやすいため生理周期の乱れはよくあります。
生理周期の乱れが一度でもとに戻ることがあれば問題はありませんが、数か月間続くようであれば病院での検査をすることをおすすめします。
頻発月経とは?
生理周期が24日よりも短い期間でくる場合には、月経異常であり“頻発月経”とよばれます。生理周期が短い状態なので、人によっては、生理と生理の期間が短く、月に2回くる方もいらっしゃいます。
また、この頻発月経は数回の生理周期の間続く場合に診断されます。
一度だけ生理周期が短くなった場合ではストレスなどの影響を受けて生理周期がずれてしまったということもありますので、もし、今回の生理が24日以内に来た場合には次の生理がくる日数を数えることをおすすめします。
頻発月経が身体におこす影響は?
頻発月経になってしまうと、生理周期の乱れがおきているだけでなく、子宮内膜や卵子が十分に成熟しなくなってしまうため、妊娠しにくい身体になってしまうことがあるのです。
さらに、不正出血をおこしやすくなるので、通常の生理よりも期間が長引いてしまうこともあります。通常は1週間ほどの期間でおわるものが、10日以上生理が続くこともあります。
頻発月経はなぜおきる?
頻発月経がおきる原因はおもに2つあります。
まず1つ目は卵巣の機能が低下することです。卵巣の機能が低下してしまうと、排卵がおこりにくくなってしまい、排卵障害をおこしてしまいます。この影響によって生理周期が短くなってしまうのです。
また、なかには排卵がおきず生理が訪れる無排卵月経がおきてしまうこともあります。
2つ目はストレスや体調の変化などによる影響です。女性の身体はデリケートなため、ストレスを感じる場合や、風邪などの体調不良の影響によってホルモンバランスが乱れ生理周期がはやくなってしまうことがあります。
最適な治療法は??
頻発月経が疑われる24日以内の生理周期である場合でも、毎回同じくらいの日数で生理がきていれば、体質的な問題である可能性もあります。
しかし、生理周期がバラバラである場合や、出血が10日以上と長い場合には、頻発月経の可能性が高いので病院での治療をおすすめします。
病院では主にホルモン剤を投与して生理周期を整える場合や、無排卵月経の可能性がある場合には、排卵誘発剤を使用して排卵を促す治療をおこないます。
なかには、低用量ピルによる治療もおこなわれますが、低用量ピルを使用している間は妊娠ができないため、妊娠を希望している場合には服用は控えることをおすすめします。
治療法は個人の身体の状態で最適な方法は異なってきますので、担当の医師としっかり相談したうえで決めることをおすすめします。
まとめ
生理周期が早いと身体におきる影響は?
生理周期が早いとはどれくらいの期間を指す?
頻発月経とは?
頻発月経はなぜおきる?
最適な治療法は??