生理前 になると 頭痛 や 微熱 などの症状を感じる方もいらっしゃるかと思います。これは、生理前症候群と呼ばれるものがほとんどで、生理がはじまると症状が緩和されていきます。
しかし、なかには、妊娠の合図でもあるため、安易に薬を飲むことは注意をしなければいけません。
生理前に頭痛や微熱が起きる原因は?
生理前の頭痛や微熱がおきる原因
生理前になると頻繁に頭痛や微熱の症状が起きる方も多くいらっしゃいます。この原因には、生理前症候群である可能性が高くあります。生理前症候群は生理前のホルモンバランスの変化が大きく関係しています。
生理の前になると、女性ホルモンのプロゲステロンが多く分泌され、妊娠するとプロゲステロンの分泌がつづきます。このプロゲステロンによって体温が高い状態が長く続き、さらには頭痛を引き起こします。
風邪のような症状のため、いっけん風邪かな?と感じる方も多いと思いますが、風邪薬などの服用には注意が必要な場合もあります。
生理前の頭痛に風邪薬は危険?
生理前の頭痛や微熱には風邪薬を飲むことは危険な場合もあります。それは、頭痛や微熱が妊娠初期症状である場合です。
妊初期症状は、妊娠することであらわれる症状のことで、頭痛薬や風邪薬を飲んでしまうことで胎児に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。
特に頭痛の場合には痛みを伴うので薬を服用して症状を改善したいと思う方も多いかと思います。微熱の場合には、微熱のほかにも寒気などを感じることもあるため、風邪薬で症状をおさえたい方もいらっしゃるかと思います。
症状の強さは人によりそれぞれですが、生理前症候群である場合には生理がおきると症状が改善されるので、薬を飲まずに安静にするようにしましょう。
その微熱は生理前?それとも妊娠?
生理前に微熱が出ていると生理前症候群だけでなく、妊娠の可能性もあります。妊娠をすると女性ホルモンのプロゲステロンの役割によって体温が高い状態が続きます。
微熱のような状態が2週間以上続いている場合には妊娠の可能性もあります。日中微熱のような状態が続いていない場合でも、基礎体温が高い状態が2週間以上続いている場合には妊娠の可能性が高いので、この場合にも薬を飲むことは控えましょう。
自分の身体だけでなく、胎児を守るためにも、きちんとこの症状は妊娠した症状なのか、生理前の症状なのかをはやく知ることが重要です。そのため、日ごろから基礎体温をきちんと計測、記録をしておくことをおすすめします。
生理前の頭痛や微熱の対処方法
生理前の頭痛や微熱には薬を使うことができないため、症状を感じた時にはまずは安静にすることが必要です。そして、症状がおきる時期をよく観察しましょう。
症状が周期的に起きている場合、そしてその周期は生理周期と適している場合には、生理前症候群である可能性が非常に高いです。
この場合には、生理の周期に合わせて生活リズムを整えることや、睡眠の質を改善するなど、できる限り症状があらわれないように気を配って生活することが重要です。
また、熱だと感じた場合に身体を冷やしたいと感じることもあるかもしれませんが、身体を冷やしすぎてしまうと、逆に身体に悪影響を及ぼしてしまうこともあるため、注意をしましょう。
生理前症候群に上手につきあう
生理前症候群は生理の前にはじまり、生理がはじまると症状がおさまります。そのため、生理周期にあわせて上手に付き合うことが必要です。
なかには、生理前症候群に加えて生理痛として頭痛が引き続いてしまうこともありますが、ご自身の身体と向き合っていきましょう。
薬を服用する場合もあるかと思いますが、毎回、薬を服用してしまうと、薬が効きにくくなってしまうこともあるので、妊娠初期症状の危険性もありますが、薬になれてしまうということにも注意が必要になります。
まとめ
生理前に頭痛や微熱が起きる原因は?
生理前の頭痛や微熱がおきる原因
生理前の頭痛に風邪薬は危険?
その微熱は生理前?それとも妊娠?