生理前 にもかかわらず 出血 がおきてしまった場合には、身体に異常がおきているかどうかが心配になってしまうこともあります。
出血のおきる時期にもよりますが、この出血が生理前におきた場合には 妊娠 している可能性があります。妊娠しているのになぜ出血がおきるのでしょうか。
生理前の出血は妊娠している可能性がある?
生理の前に出血があると危険?
生理の前に生理とは関係がなく出血がおきると、なにか身体に異常が起きているかと気になってしまう方も多いかと思います。
一般的に生理以外に出血がおきることは不正出血とよばれています。
着床出血とは?
着床出血とは、妊娠が成立した際に子宮内膜に傷をつけてしまい出血してしまうことをいいます。
着床出血はだいたい生理予定日の1週間前からみられます。出血はほとんどが数日でとまります。しかし、なかには1週間以上が経っても出血が続く場合もあります。
さらに、出血が1度止まるとそれ以上みられない方もいらっしゃいますが、何度か出血がみられる方もいます。
このように、症状は人それぞれのため、一概にこうだから着床出血であると断定できないということもあります。
着床出血の色や量は?
着床出血の色や量は、人によってもさまざまです。色は鮮血やうすいピンク色、また茶色がかった赤などです。量もおりものに混ざり血液がついているのかみわけがつかないほどや、生理かと思うくらいの出血量などといわれています。
また、血液もドロッとしているものもあれば、さらさらとしたものもあるため、見た目では着床出血か生理かをみわけるのは難しいともいえます。
着床出血をみわけるには基礎体温が重要
着床出血と生理をみわけるためには、基礎体温が重要になります。
基礎体温とは、朝おきてから身体を動かす前に計測することができる体温のことをいいます。基礎体温を毎日継続して記録し続けることによって生理周期に合わせた体温の変化を知ることができます。
この体温の変化は、生理周期に合わせて変化していきますが、妊娠をした場合には基礎体温が下がることなく、高い状態が続いていきます。そのため、基礎体温の変化を見極めることで着床出血なのか、それとも生理が少し早くおきたのかがわかります。
まず、着床出血がおきた際の基礎体温は高い状態にあります。これは、妊娠を継続していくために体温を高い状態にしておくための身体の変化になります。
反対に、生理がはじまる場合には、妊娠を継続する必要がないため、基礎体温をもとの体温まで下げていきます。
妊娠が成立した目安として、2週間以上基礎体温が高い状態が続いていることがあります。
痛みを感じることも
着床をした合図として、下腹部に痛みを感じることもあります。この痛みと同時に着床出血がおきる場合もあります。
この痛みにも個人差はありますが、チクチクとした痛みを感じる方もいれば、重たい生理痛のような痛み、なかには痛みを感じないという方もいらっしゃいます。
着床出血がみられたり、痛みがあると、妊娠している可能性が高いといわれています。しかし、明確にこの痛みは着床痛であるとは言えません。
そのため、痛みや出血で判断するのではなく、妊娠検査薬で確認することをおすすめします。
妊娠検査薬を使用する時期
妊娠検査薬を使用する時期は、生理予定日から一週間以上が経ってからです。これは、妊娠検査薬が妊娠が成立してから増えるhCGホルモンを検知するにはある一定の量がないといけないためです。
生理予定日から一週間がたっていない時期に検査をしてしまうと、妊娠をしている場合でも陽性の結果がでないことがあるのです。そのため、使用時期はきちんと守って使用してください。
まとめ
生理前の出血は妊娠している可能性がある?
生理の前に出血があると危険?
着床出血とは?
着床出血の色や量は?
着床出血をみわけるには基礎体温が重要
痛みを感じることも
妊娠検査薬を使用する時期