生理前 にもかかわらず、 出血 がおこってしまうと心配になります。さらに、この出血が 茶色 の場合にはなおさらです。この場合には出血の量や期間などが重要になります。
少量の不正出血の場合には特に問題はないですが、しばらく不正出血が続く際には一度病院で検査をすることをおすすめします。
生理前の出血が茶色の場合は問題?
生理の前の出血は異常?
人それぞれで生理の周期は決まっているかと思います。だいたい1ヶ月周期で生理は回ってきていると思いますが、生理がくる時期でもないのにもかかわらず、出血がある場合には身体にどのようなことがおきているのでしょうか。
生理と関係なく出血している場合、これは不正出血といわれています。この不正出血はおきる時期によって身体におこっている状況が変わってくるといわれています。
茶色い血液がみられる場合
茶色い血液がみられる場合、それは古い血液が出てきている可能性が高いです。身体のなかで出血がおきてすぐ身体の外にでてきている場合には真っ赤な鮮血がみられることが多いです。
しかし、体内でおきた出血は時間が経つと酸化して茶色く変化していきます。ただ単に血液が茶色いだけでは身体に異常がおきているとは限りません。
問題となるのは血液の量や出血が続く期間などです。
生理前後におきる不正出血
生理が近づいている場合や、生理が終わってすぐ後に不正出血がみられる場合には、経血がおりものと混ざって身体の外に出ていることがあります。
この場合には特に大きな問題はなく、単に生理として出る血液であるため心配することはありません。
生理と生理の間の不正出血
一度生理が終わり、次の生理がくるまでの間に出血がある場合、排卵の際にでた出血である可能性があります。
排卵出血の特徴はちょうど生理と生理の真ん中あたりに出血がみられるということです。これは、生理と生理の間に排卵がおきることと関係しています。
排卵期に入ると女性ホルモンのバランスが変化し、出血がおきやすくなります。
排卵出血の場合、真っ赤な鮮血の場合もあれば、出血してから時間が経つと茶色く変色している場合もあります。
病気である可能性も
茶色の不正出血がみられた場合には心配になることもありますが、少量である場合には特に問題はありません。しかし、いくつか注意するポイントもあります。まずは出血の量です。
不正出血の量が多く、だらだらと1週間以上続く場合には注意が必要です。また、膿のような塊がみられたり、臭いが気になる場合、出血以外にも腹痛や腰痛、発熱などの症状がみられる場合にも注意が必要です。
さらには不正出血はおこるのに生理がしばらくきていない場合も身体に異常がおきている場合もあるのです。
これらの症状がおきている場合には、1日でもはやく病院で検査をしてもらうことが必要です。なんらかの病気が隠れていることもあります。
不正出血に隠れている病気
不正出血がだらだらと1週間以上みられる場合などには子宮や膣に病気が隠れている可能性があります。
子宮の病気として代表的なものは子宮ガンや子宮頸ガン、子宮内膜症などです。これらは出血が共通していますが、ほかにも腹痛や排尿痛などの痛みがある場合もあります。
ただし、痛みはそれぞれの病気によって変わってくることもありますので、注意をしてください。
どのようなときにどこが痛むのかをきちんと病院の先生に伝えることで病気の発見のスピードが変わってきます。
また、膣に異常をきたしている場合、主には膣の中が細菌に感染していることが多くあります。どちらにせよ、放っておいてしまうと重大な病気につながってしまうため、1日もはやく病院での検査をおすすめします。
なかには子宮内に良性な腫瘍がある場合もありますが、原因が明確になっていると安心して生活をすることができます。
不正出血がみられることは身体からのサインであるため、不正出血の有無をしっかりと確認しておきましょう。
まとめ
生理前の出血が茶色の場合は問題?
生理の前の出血は異常?
茶色い血液がみられる場合
生理前後におきる不正出血
生理と生理の間の不正出血
病気である可能性も
不正出血に隠れている病気