生理前 になると 寒気 を感じている場合には、 妊娠 している可能性があります。
生理前にも寒気を感じることがありますが、寒気にめまいや吐き気などの症状を一緒に感じている場合には妊娠している可能性がより高くなります。
寒気を感じた場合、風邪と見極めることも重要になります。
生理前の寒気は妊娠の合図?
生理前の寒気の原因
生理前にはさまざまな症状を感じる場合があります。これは、基礎体温の変化が関係しているといわれています。
女性の身体は生理周期があり、生理周期にあわせて基礎体温も変化していきます。
生理がはじまってから排卵日までは基本的に基礎体温は低く、排卵日がすぎると基礎体温は高く変化していきます。生理前には高温期になるので、身体が温かい状態になります。
では、なぜ生理前に寒気を感じることがあるのでしょうか。これは、人間の身体は体内が温かくなると熱を逃がさないようにするために表面の血管を収縮させる働きがあるのです。
すると、体内の温度と身体の表面の温度に温度差ができてしまい寒気を感じてしまうのです。
妊娠超初期にも寒気が
生理前にも寒気を感じることがありますが、生理前の寒気は妊娠前症候群のため生理がはじまると症状がおさまることが多いです。
しかし、生理がはじまったのにも関わらず、寒気がおさまらない場合には妊娠している可能性があります。
通常、生理がくると基礎体温は低くなるため、体内と表面の温度差はなくなりますが、妊娠をしている場合には基礎体温が高い状態がつづきます。
そのため、体内と身体の表面の温度差がある状態が続きます。生理予定日をすぎても生理が来ず、さらに寒気が続く場合には妊娠している可能性があります。
妊娠している場合に注意が必要な寒気
妊娠超初期の時期に寒気があるのは仕方のないことですが、注意が必要な寒気の症状もあります。
まず、めまいを伴った寒気です。妊娠をすると赤ちゃんの成長のために体内の血液量が急激に増えます。急激に血液量が増えると血液の成分の増量が追い付かず貧血になってしまう可能性があります。
また、子宮に多く血液を集めるため、脳に血液が少なくこれもまた貧血につながってしまいます。このようにめまいを感じる場合には貧血をともなっている可能性があります。
寒気のほかに吐き気を感じる場合には、つわりの症状がでている場合があります。症状には個人差がありますが、つわりの症状がひどい場合には少し休むことが重要です。
このように、さまざまな症状を伴った寒気を感じることがありますが、これはいずれも妊娠超初期とよばれる妊娠が成立して間もない時期です。
そのため、この時期に無理をしてしまうと流産につながってしまう可能性もあります。このような吐き気やめまい、寒気などは赤ちゃんからの無理をしないようにというメッセージだと思って身体を休めるようにしましょう。
風邪と間違えないように!
妊娠超初期の寒気の症状は風邪の症状とよく似ているため、風邪をひいたと思って風邪薬を飲んでしまう方も少なくありません。
しかし、妊娠超初期の場合に風邪薬を飲んでしまうと胎児に大きな影響を及ぼしてしまう可能性があります。
そのため、寒気を感じた場合には風邪なのか、それとも妊娠なのかを見極めることが重要です。
これを見極めるためには生理がきているのか、それとも生理が遅れているのかを知ることが大切です。
生理周期を確認し、生理が来ている時期のはずなのに、生理が遅れている場合などには妊娠している可能性が高いので、薬を飲むのを我慢することをおすすめします。
そして、生理予定日から1週間が経ってから妊娠検査薬で検査をしてみることをおすすめします。
まとめ
生理前の寒気は妊娠の合図?
生理前の寒気の原因
妊娠超初期にも寒気が
妊娠している場合に注意が必要な寒気
風邪と間違えないように!