女性は妊娠や出産を行うために生理が毎月訪れます。女性ホルモンの働きにより生理の周期が決まっているのですが、人によっては生理予定日を過ぎても生理が来ないこともあります。数週間だけでなく1ヶ月も生理が来ないとさすがに心配になる人が多いことでしょう。
そこで今回は 生理が来ない のは妊娠ではなく 病気 なのか、原因にはどのようなものがあるのか紹介します。
生理が来ないのは妊娠ではなく病気?どんな原因があるの??
生理が来ない…考えられる原因は?
生理が来ないことで考えられる原因をいくつか紹介します。
1つ目はストレスです。ストレスを感じることで下垂体や卵巣の働きがうまくいかなくなり生理が来なくなってしまう場合があります。
2つ目は激しい運動です。マラソンなどの体脂肪を落とす運動は、他臓器を守るために体に影響が出ない生殖機能を止めたりします。
3つ目は過度なダイエットです。過度なダイエットは激しい運動と同じで生理を止めてしまう働きがあります。ダイエットで必要な栄養を取らなくなると、心臓など生きていくうえで必要な場所へ先に栄養が送られていくので生殖機能は最後になります。そのため生理が止まってしまうのです。
生理が来ない病気とは?
生理が来ない原因の1つに病気も考えられます。いくつか紹介します。
1つ目は卵巣機能不全です。卵巣機能不全とは、卵巣の機能が下がり女性ホルモンのバランスが崩れてしまうことです。ストレスが大きな原因となっている場合もあります。
2つ目は甲状腺機能低下症です。甲状腺機能低下症は甲状腺の機能が低下してしまい、生理が来ないというよりは、ホルモンがコントロールできなくなり生理の周期が大きく乱れてしまう病気です。
3つ目は下垂体の機能異常です。下垂体からプロラクチンや黄体ホルモンなどが分泌されて生理がおとずれますが、下垂体の異常機能はこのホルモンが上手く分泌できない様子をあらわします。もしホルモンが上手く分泌できていない場合は漢方薬などを使用して治療を行います。
早期閉経の可能性もある!
閉経は大体50歳前後でなる人が多いです。これは年齢が進むとともにおこることなので心配をしなくても大丈夫です。しかし近年は仕事や家事、育児に追われてストレスを感じたりする女性が非常に多く30代でも早期で閉経をしてしまう人が増加してきています。
早期の閉経は妊娠ができなくなってしまうだけでなく、骨密度が低下し、将来骨粗しょう症になってしまう可能性が高くなります。老化が早くなってしまうので早期閉経は避けたいところです。
どれくらい生理が来なかったら病院へ行くの?
生理が来ないと楽だと感じている人も多いようですが、生理が来ない状態が長くなるほど自力で自然と生理をおこすことが難しくなってきてしまいます。妊娠の可能性がないのに生理が来なくて3ヶ月経過したら病院に行って調べてもらうことをお勧めします。
病院でも3ヶ月生理が来ないと無月経だと判断されます。病院に行くと血液検査などでホルモンが正常に分泌されているのかを調べます。
生理が来なかったら妊娠かも!
生理が来なかったら病気の可能性もありますが、もちろん妊娠の可能性もあります。病気だと思って病院に行った所妊娠をしていたと言う人もいます。生理予定日より1週間経つと妊娠検査薬を使用することができます。まずは妊娠をしていないかしっかりと確かめるようにしましょう。
考えられる原因はたくさんある!
生理が来ない原因は1つではなくたくさんあります。自己判断をせずに3ヶ月生理が来ない場合は病院へ行って原因を突き止め治療をしましょう。
まとめ
生理が来ないのは妊娠ではなく病気?どんな原因があるの??
生理が来ない…考えられる原因は?
生理が来ない病気とは?
早期閉経の可能性もある!
どれくらい生理が来なかったら病院へ行くの?
生理が来なかったら妊娠かも!
考えられる原因はたくさんある!