生理が来ない のは妊娠だと思いがちですが、それだけではありません。いろいろな病気が原因で生理が来ないこともたくさんあるのです。
生理が来ない時は迷わず 病院 でみてもらうのが一番ですが、生理が来ない症状の病気とはどのようなものがあるのか詳しくご説明していきます。
生理が来ない時は迷わず病院で診察していましょう
生理の仕組み
生理は卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つのホルモンの働きにより一定のサイクルができるのです。
まずは排卵がおこり妊娠しないときは子宮の中の内膜がはがれて体の外に出てくるのですがこれが生理なのです。一般的には生理の周期は25~38日間隔が多いのですが個人差があります。生理期間は4~7日くらいが一般的ですが、短い人もいれば長い人もいます。
このようなサイクルが毎月くるのが生理の仕組みです。では生理が来ないことはどのような症状なのか詳しくご説明していきます。
生理が来ない原因とは
では毎月来るはずの生理が来ないのはどのような原因があるのか調べた結果、次の様な原因が考えられることがわかりました。
妊娠したとき
生理予定日から1~2週間以上経過しても生理が来ない場合は妊娠の可能性が高いかもしれません。基礎体温を毎日計測している方は高温期がずっと続いていると妊娠しているといっていいでしょう。
または妊娠検査薬で簡単にチェックできますので確認してみましょう。もしも妊娠していましたら早急に産婦人科に行きましょう。
無月経
妊娠している、授乳中以外で生理が来ないことを無月経と言います。無月経にもいくつかの原因がありますのでご紹介します。
無月経の方は早めに婦人科で治療をしてもらうことをおすすめします。放置しておくとそれだけ治療にも時間がかかりますので気を付けましょう。
ストレスによる無月経
ストレスは自律神経を混乱させてしまうのですが、ストレスが長い間続くと女性ホルモンが乱れてしまい生理が来なくなることがあります。
ストレスはため込まずに適度に発散させたり気分転換できる時間を作ったりしてなるべくストレスをためないようにしましょう。
無理なダイエットによる無月経
急激に体重を落としてしまう、無理な食事制限をすると生理が来なくなる人はけっこう多いのです。必要以上に痩せようと思いお肉を食べなかったり1日1食だけにしたりと必要最低限のカロリーを下回るとホルモンバランスが乱れ、生理が来なくなってしまいます。
ダイエットによる無月経がずっと続くようであれば不妊になる可能性も十分にありますので無理なダイエットはやめましょう。
激しい運動による無月経
女性のスポーツ選手に多いのですが、激しい運動は体にとても負担がかかりますので無月経になる人も少なくありません。さらに体重の大幅な減少や脂肪を落としすぎると女性ホルモンが乱れてしまい生理が来なくなることがあります。
病気による無月経
無月経の症状がある病気とは高プロラクチン血症、甲状腺の異常からくる病気、子宮の病気などがあります。
無月経だと思ったら早めに病院に行こう
毎月来るべき生理が来ない場合、いろいろな事が原因で無月経になってしまうのですが、無月経をずっと放置しておかずにすぐに婦人科に行って見てもらいましょう。
早く治療しておけば早く治りますし、長く放っておけば治療にも時間がかかりますので気を付けましょう。
毎日の生活習慣で未然に防ぐこともできますので、規則正しい生活、ストレスを溜めない生活、バランスのよい食事など心がけていきましょう。
まとめ
生理が来ない時は迷わず病院で診察してもらいましょう
生理の仕組み
生理が来ない原因とは
無月経だと思ったら早めに病院に行こう