「あれ?今月生理来たかな?」もしかして妊娠したかも!なんて焦った経験も女性の方は多いかと思います。ただ単に遅れているだけなのか、それとも何か病気が潜んでいるのか…。
実際、生理が来ない原因は何があるのでしょうか? 生理が来ない ことについての原因を詳しく説明したいと思います。
生理が来ない原因は?
妊娠の可能性
生理が来ない原因でまず考えられるのが妊娠です。妊娠すると出産前から出産後数カ月まで生理が停止し、女性ホルモンの影響によって心にも体にも今までと違った変化が現れます。まずは、妊娠初期症状が無いかチェックをしてみてください。
つわりや胸の張りや痛み、便秘や頻尿、おりものの変化、眠気など、今までと違った症状が現れたら妊娠の可能性が高いです。また、基礎体温表をつけていた人は高温期の状態が続いていないかチェックをしてみてくださいね。
生活の中での過度なストレス
仕事や家などの中で過度のストレスを感じると、体のバランスが崩れて生理不順になってしまい、生理が来なくなってしまう場合があります。
排卵を調節している脳の中にある脳下垂体がストレスにより、排卵の周期を崩してしまい、生理が来なくなってしまうのです。長い方だと数年来ないこともありますので、病院で相談をするといいかと思います。
無理なダイエット
現代の女性に非常に多い生理が来ない原因としてあげられるのが、この無理なダイエットです。摂取カロリーが最低限度を下回る生活が続くと体が妊娠できる状態では無いと判断し、ホルモンバランスが崩れて生殖機能を抑制する働きが出てきてしまいます。
この状態が続いてしまうと、卵巣機能が衰えて妊娠もしずらくなってしまいます。その上、生理自体も遅れてしまうので、非常に怖いです。過度なダイエットは辞めて、バランスの良い食事をして、運動を行うように心がけましょう。
病気の心配もある
生理が来なくなるのは、妊娠だけでは無くて病気の場合も考えられます。生理が来ない時は、体調に異変が無くても体からSOSが送られている可能性が非常に高いです。
生理が来なくなったり遅れてしまう病気には、有名な子宮筋腫を始めとする子宮内膜症、子宮癌、子宮頸がん、多嚢胞性卵巣、無排卵性周期症等がありますが、子宮に関係なくても例えば糖尿病や、バセドウ病、橋本病、腎臓障害等で生理が来無くなっている可能性があります。
なるべく生理が来なくなったら早めに病院へ行って検査をすることも必要だと思います。
生理が来ないのを当たり前だと思わない
日常の疲れやストレスから、生理が遅れることが多い人は「またすぐに直るから大丈夫。」「いつものこと。」と軽く考えて放置をしがちです。確かに軽い物は、ストレスを排除したり、体を休ませることで元に戻る可能性も高いですが、当たり前だと思うのは非常に危険です。
生理不順は女性のホルモンバランスが崩れた状態でなっていることがほとんどです。ホルモンバランスの崩れた状態が長く続くと、病気だけでは無くて老化が早まる危険性もあります。
老化が早まると、20代~30代で若年性更年期障害になったり、自律神経失調症になったり、気分の上がり下がりが大きくなり、鬱などの精神的な病気にもかかりやすくなります。
1番は病院へかかることが必要ですが、自分でも生活改善して気をつける必要があります。具体的にあげると、規則正しい生活を心がけることや、食生活の改善や、体に負担をかけないようにすることが挙げられます。
さらにストレスを多く感じやすい社会の中で、独自のストレス発散方法を見つけることも非常に大事になります。生理が来ないのは体からの大事な信号なので、しっかりと受け止めて早めの生活改善を心がけましょう。
まとめ
生理が来ない原因は?
妊娠の可能性
生活の中での過度なストレス
無理なダイエット
病気の心配もある
生理が来ないのを当たり前だと思わない