生理前や生理中になると、顔や身体のむくみが気になるといった方もいらっしゃると思います。なぜ、毎回のように身体中がむくんでしまうのか。原因や対処法があれば改善も夢ではないと思います。
生理中 でも むくみ を気にせず毎日楽しむために、むくみ症状の対応策をご紹介します。
生理中にむくみが発生するのはなぜ?
生理中のむくみの原因は?
生理の前から生理中にかけてのむくみは女性ホルモンの分泌量の変化が原因とされています。女性ホルモンにはプロゲステロンとエストロゲンがあるのですが、プロゲステロンは体温を高める、妊娠後に向けて水分や栄養分を蓄えておくためのはたらきをしてくれます。
これに比べてエストロゲンは身体の代謝を促すためにはたらきかけます。これらの分泌量の変化としては、生理前にプロゲステロンの分泌量が増加し、生理がはじまると、これら2つのホルモンの分泌量が減ってしまうといった状態になります。
つまり、生理前には水分や栄養分を身体に蓄えようとするため身体がむくみやすくなる、人によっては体重の増加もみられることがあります。
さらに生理中になるとそれぞれのはたらきが弱くなるため、生理前に蓄積している水分や栄養分の排出がおこなわれにくくなるため、むくんでいる状態が解消されない、またはさらに蓄積されていってしまうことがむくみの原因となるのです。
では、これらのむくみはどのようにして解消していくことができるのでしょうか。
身体をあたためる
特に、生理中のむくみの原因は水分や栄養分が代謝されず身体に蓄積された状態であるため、これらの排出を促すことがおすすめです。排出を促す方法として、まず身体を温めることがおすすめです。身体を温めるには、湯船につかることがおすすめです。
ただし、毎日湯船につかる時間がない場合もあります。また生理中になると湯船につかることが億劫になってしまうこともあると思います。そこで、顔を温めたタオルでパックする、足湯をすることで代謝アップにつながります。
女性は比較的身体が冷えやすいとされています。身体が冷えてしまうと、ただでさえ生理中には代謝が落ちてしまうのにさらに代謝が悪くなってしまいます。
さらに、生理痛の悪化や妊娠しにくくなってしまう状況にもつながるため、しっかりと身体を温かい状態に保ってあげることも大切です。また、温かい飲み物を飲むことで身体の中から温めることもおすすめです。
軽い運動をする
ストレッチやウォーキングなどの軽い運動をすることでもむくみの解消につながります。運動をすることで、身体の内部から体温を上昇させることができます。運動というとハードルが高いイメージが強くなりがちです。
しかし、テレビをみながらストレッチをおこなう、電車やバスを利用して通勤や通学をしている方は一駅歩くようにするなど生活のなかで少し動く時間を増やすだけでも効果があるのです。
生活のなかに運動の時間を取り入れるのではなく、生活をおこなう中で運動に変えていく習慣をつけていくと自然と運動量が増えていきます。運動量が増えることによって日々使う筋肉が増えていき、身体の体温も上昇、代謝を促すことが可能になるのです。
食事にも少し配慮を!
生理中になると代謝機能が日常に比べて衰えてしまうため、食事にも注意が必要になります。アルコールや塩分の多いもの、辛味など刺激が強いものこれらはむくみを助長させる可能性があるので、摂取は控えることをおすすめします。
これらは生理中だけでなく、生理の前から摂取に気をつけているとより生理中にむくみを感じにくくなることができるので、できれば生理の前から摂取を控えることをおすすめします。
まとめ
生理中にむくみが発生するのはなぜ?
生理中のむくみの原因は?
むくんでしまった場合の対処法は?
身体をあたためる
軽い運動をする
食事にも少し配慮を!