生理 痛というと腹痛を思い浮かべる方が多くいらっしゃるかと思います。しかし、なかには 腰痛 を感じている方もいらっしゃるのです。
この腰痛にはいくつかの原因が考えられ、改善策もさまざまです。生理になると腰痛がおこるのは なぜ なのでしょうか。対策までまとめてご紹介します。
生理痛のひとつの腰痛はなぜおこる?
生理痛で痛いのはお腹以外にも
生理痛と聞くと、腹痛を真っ先に思い浮かべる方が多いかと思います。しかし、腹痛と同時に腰痛を感じる方も多くいらっしゃるのも現状です。
子宮はお腹側にあるのに反対側の腰に痛みを感じる…これにはどのような原因が考えられるのでしょうか。
生理中で腰が痛む原因
生理中に腰が痛む原因としては、血流の悪化や骨盤のゆがみ、子宮の病気が考えられます。
女性は身体が冷えやすく、血流が滞りやすいといった方も多くいらっしゃるかと思いますが、血流が滞ると子宮の機能が低下してしまい、生理の際に痛みを感じるようになってしまうのです。
この血流の悪化の原因として、骨盤の歪みが関係している場合があります。
骨盤がゆがんでしまっていると、周辺の血管が圧迫されるなどして血流が滞る原因を作ってしまいます。これによって痛みを引き起こしてしまう場合もあるのです。
また、なかには子宮の病気が原因になる場合もあります。子宮筋腫や子宮内膜症を発症している場合には、腰の痛みが症状としてあります。
病気かどうかみわけるためには、痛みが生理のたびに悪化しているかどうかがカギになってきます。
痛みが悪化しているようであれば早いうちに病院で検査することをおすすめします。
生理中の腰痛は改善できる?
病気が原因で生理中に腰痛を感じている場合には、病院での治療が腰痛改善につながります。
ただし、生理痛の原因が病気以外の場合には、根本的な原因から改善することが重要になります。根本的な改善には長期的な時間がかかることもあります。
そのため、一時的にでも腰痛を緩和するためには身体を温めることが重要です。身体を温めると血流が改善され、痛みが緩和されます。
ただし、この血流緩和は一瞬のみとなります。そのため、血流改善の根本的な策にはなりません。
根本的に血流を改善するために適している方法にはウォーキングなどの運動やストレッチが効果的です。
ある程度筋肉がつくことで血流が滞ってしまうことを防ぐ効果があります。日ごろから運動習慣をつけると生理痛による腰痛緩和につながります。
運動をし程よく筋肉がつき、ストレッチによって柔らかさも手に入れることで骨盤の歪みの改善にもつながります。
腰の痛みを感じた際にやってはいけないこと
生理痛によって腰の痛みを感じた際、おこなってしまうと逆に痛みを悪化させてしまうこともあります。
身体を締め付けるような服装や身体を冷やしてしまうことは腰痛の悪化につながります。これらは血流を滞らせることにつながります。
そのため、腰痛を感じた際だけでなく、腰痛の予防としても生理が近づいてきた際には注意が必要な点になります。
また、カフェインの摂取も腰痛につながるとされています。カフェインには水分を身体の外に出してしまうだけでなく、身体を冷やしてしまう効果もあります。
さらにカフェインの過剰摂取は腰痛を引き起こすだけでなく、身体にも悪影響があるため、注意が必要です。
しかし、我慢をしすぎるとストレスにつながってしまうため、適度な量の摂取に注意をしましょう。
また、腰痛を感じた場合には安静にすることも大切ですが、長時間同じ姿勢で休んでしまっていると腰痛の悪化につながりかねません。
そのため、ある程度の時間同じ姿勢で休んだ場合には姿勢を少しずつ変えて休むことをおすすめします。
まとめ
生理痛のひとつの腰痛はなぜおこる?
生理痛で痛いのはお腹以外にも
生理中で腰が痛む原因
生理中の腰痛は改善できる?
腰の痛みを感じた際にやってはいけないこと