妊娠を希望している方は、正確な検査薬の使用時期や次回の排卵日の予測にむけて、より正しい生理予定日を知っておきたいものですよね。
生理 予定日 を 計算 するには、自分で過去の生理周期から計算するパターンや自動で計算してくれるアプリなども最近ではでてきています。そのなかでも今回は自分自身で計算する方法についてご紹介します。
生理予定日を自分で計算する方法
生理周期はだいたいどのくらいなのかを知る
生理周期とは前回の生理開始から次の生理開始までを1つのサイクルとして考え、1サイクルを1周期としてとらえます。生理周期には個人差がありますが、正常な生理周期としては25日から38日といわれています。
これ以外には、24日以下の生理周期の場合を頻発月経、39日以上感覚が空いてしまう場合には稀発月経とよばれています。
また、生理の期間としては、正常が3日から7日間ですが、1日から2日で生理が終わってしまう場合を過短月経、8日以上続いてしまう場合には過長月経と呼ばれています。
ただ、生理周期には個人差のほか、ストレスなどの影響を大きく受けて変化をしてしまう場合もあるので、たまに生理が早くきてしまう、遅れるなどの場合には特に生理不順とは思わなくても大丈夫なようです。
ただし、あまりにも生理が早まる、遅れることが続く場合には婦人科での検査をしてもらうことをおすすめします。
生理周期のそれぞれの期間は?
生理周期には4つの期間があり、それぞれ日数がおおまかに決まっています。4つの期間とは、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期です。月経期はだいたい3日から7日続いて出血がおこります。この時期が生理といわれている期間になります。
生理が終わって7日前後を卵胞期といい、この時期には、赤ちゃんの卵のもととなるものを作り始めます。この時期から徐々に子宮内膜が厚みを増していきます。卵胞期後5日ほどの期間は排卵期で、卵胞期に作られた卵を排卵します。
最後に排卵後10日間で赤ちゃんのもとが子宮内膜に着床するための期間となっています。この4つの期間にかかる日数を足すと、1生理周期の日数の基本といわれる28日となっているのです。
生理予定日の計算のやり方
生理予定日を計算するには、先ほどの生理周期にかかる日数を使って計算することができます。そのためには、生理開始日から生理終了日までの日数を記入して覚えておくことが必要です。
たとえば、生理終了日から7日後である場合、次の生理予定日を計算すると、15日後に生理開始の予定日と考えることができるのです。これを応用して、生理予定日だけでなく、排卵の予定日なども計算をしてだすことができます。
生理予定日はあくまでも予定
生理予定日を算出できるようになったと思いますが、あくまでも、予定日は計算上の日にちになります。最初に述べたように、生理予定日はさまざまな条件などによって変化することがあります。
ただ単に個人差である場合もありますが、ストレスや体調が悪い場合などには生理予定日がずれてしまう可能性は高くなります。
また、妊娠を望まれている方は妊娠検査薬が生理予定日から1週間後となっているため、次の生理予定日が待ち遠しくて仕方がないかもしれません。
ただ、生理予定日を期待しすぎてしまうと、それ自体がストレスとなってしまうため、生理予定日が遅れてしまう原因になることもあります。そのため、生理予定日はあくまでも予定だからとおおらかな気持ちで毎日をすごすことをおすすめします。
また、より確実な生理予定日を算出するための方法のひとつとして、生理予定日を計算することと合わせて基礎体温を記録することがおすすめです。
基礎体温を毎日測ると、生理後から排卵日に向けては体温が低く、排卵日を境に次の生理予定日までは体温が上がり、再び生理になると体温が低くなるといったサイクルができます。
この基礎体温と先ほどの生理予定日の計算をすることでより正確な生理予定日を算出することもできます。
まとめ
生理予定日を自分で計算する方法
生理周期はだいたいどのくらいなのかを知る
生理周期のそれぞれの期間は?
生理予定日の計算のやり方
生理予定日はあくまでも予定日