生理中、体調を崩しやすく精神的にも不安定になって辛いため、早く終わってほしい思う人は多いです。しかし、実際に出血量が少なくなり期間も2、3日で終わったらいかがでしょう。 生理 の不快症状が軽くなるだけならいいですが、量が減ってくると今度は逆に心配になってしまいます。
ここでは、生理中の出血が 少量 になる理由についてまとめました。
もしかして!?生理の出血が少量になる理由
無排卵の生理
生理は来るものの、きちんと排卵が起きていない場合生理の量や周期に影響することがあります。その場合、出血量が極端に少なくなる場合と、またはその逆で量が増えることもあります。期間に関しても短くなる人と反対に10日間以上続く人もいるようです。
無排卵になる原因は、主に女性ホルモンの乱れにあります。そして、その根本的な要因は心身にかかるストレスです。
女性ホルモンは、不規則な生活や些細な悩みや問題のために影響を受けてしまうことがあるのです。その結果無排卵を引き起こし、生理の出血量に関わってくるというのです。
また、極端なダイエットも体の負担となり、無排卵になることがあります。
少量の不正出血
生理予定日でもないのに時々少量の出血がある人は、生理ではなく不正出血の可能性があります。この場合、薄い赤から茶色がかった茶褐色など、血の色もそれぞれです。
女性の体はデリケートなため体調不良やストレスからホルモンバランスが崩れると、生理とは関係なく出血(不正出血)することがあります。
しかし頻繁に出血する、生理周期が乱れている、また生理痛がひどいなどの場合は病気が潜んでいる可能性があります。子宮筋腫や子宮内膜症など子宮内のさまざまな異常が不正出血となって現れるのです。
更年期、閉経
歳をとれば卵巣機能もだんだん低下してきます。40代以降になると、排卵する機能も低下して卵胞も老化していくため、無排卵月経になりやすくなります。そうすると、生理が来ても少量になり、また生理間隔がのびていきます。そして、徐々に生理がこなくなっていきます。
排卵のある月経と無排卵の月経を繰り返しながら、徐々に閉経していきます。閉経の前後には、生理とも不正出血とも判断しがたい出血が続くことがあります。
更年期はホルモンが乱れる時期で婦人科系の病気にかかりやすくもあるため、普段と違う症状が伴う出血には注意が必要です。
着床出血の可能性
妊活をしている人にとって、着床出血は嬉しいニュースといえるでしょう。妊娠した時、少量の出血をすることがあり、それが少量の生理と勘違いされることがあるのです。
着床出血とは、受精卵が子宮内膜につく(着床)ときに、子宮内膜が傷ついて出血することをいいます。中には通常の生理と同じくらい出血する人もいます。そのため生理のような出血があったのに後から妊娠していたことに気づく人もます。
しかし、生理の場合は高温期が終われば体温が下がっていきますが、妊娠の場合は高温期が続きます。感じ方はさまざまですが、出血が終わってもずっと体がほてり、微熱があるような状態なら妊娠を疑ってみましょう。
気になる出血は受診を
ここまで紹介した出血の理由は一部といえるでしょう。少量でも生理周期に関係なく出血していると心配になってしまうものです。赤ちゃんを待ち望んでいる人なら余計です。
素人判断で出血の原因をつきとめるのは難しいでしょう。日頃から基礎体温をつけ、食生活に気をつけましょう。適度な運動とストレスの発散方法をみつけ、なるべく心身の安定をたもつようにします。
そして、定期的に子宮の状態をチェックしに病院に行きましょう。その時は、しっかりとみてもらうために、必ず最後の生理開始日と周期、出血量や色、体の異常の有無等細かく確認しておきましょう。
まとめ
もしかして!?生理の血が少量になる理由
無排卵の生理
少量の不正出血
更年期、閉経
着床出血の可能性
気になる出血は受診を