妊婦の中には両親が忙しい、上の子の生活スタイルを変えたくないなどの理由から、 里帰り 出産 を しない という選択をする人もいると思います。旦那さんしか頼る人がいない中で、二人で産前・産後を乗り切る方法についてご紹介します。
里帰り出産しない人へ、産前・産後を乗り切る方法とは?
里帰り出産しないメリット・デメリットとは
メリット
里帰り出産しない場合は、検診でいつも通っていた病院で分娩できます。普段から妊娠経過を診てもらっていた医師や助産師に対応してもらえるという安心感があると思います。出産時も、旦那さんが立ち合える可能性が高いです。
また、産後はどうしても旦那さんの協力が必要になります。旦那さんが早くから育児に参加することになり、子育てに協力的になるというメリットがあります。
デメリット
お腹が大きい身体で、出産直前まで家事・育児をするのが大変です。また、一人でいるときに陣痛がきた場合、自分で病院へ行かなければいけません。入院中・退院後の家事や上のお子さんがいる場合は育児など、ママ自身の負担が大きくなります。
では、デメリットを少しでも解消して、産前・産後を乗り切るにはどうしたらいいでしょうか。
産前までに準備すること
陣痛タクシー
陣痛がきたとき、病院まで妊婦を乗せてくれる「陣痛タクシー」のサービスを行っているタクシー会社があります。あらかじめ登録をして、電話番号がすぐにわかるように、メモをして見やすい場所に貼っておきましょう。
産褥シッター
産後すぐに回復する人もいれば、しばらくは安静が必要な人もいます。動けないことも予想して、赤ちゃんのお世話や家事をしてくれる産褥シッターを手配してくれる会社があれば、登録をしておきましょう。
ファミリーサポート
こちらも家事ができないときのために登録をして、万が一のために備えましょう。上の子のお世話を頼むこともできますので、料金や申し込み方法を役所に問い合わせてみてください。
宅配お弁当サービス
産前・産後はご飯の準備に困ると思います。スーパーの総菜やお弁当屋で買ってくるのもいいですが、買い物も負担になる可能性がありますので、宅配してくれる会社を調べておきましょう。
今は高齢者向けのお弁当など、品数も充実していて薄味なお弁当も多く、飽きることなく食べられると思います。
旦那さんへしっかりと伝えておこう
入院中や退院後に必要なもの
入院中や退院後に必要になると思われる育児関係の用品は、どこで買えるのかを一度出産前に旦那さんと確認しておきましょう。
産褥パッドや産褥シーツ、母乳パッドなど、男性ではわからないものが、急に必要になることもあります。事前にどんなものなのか、どこで購入できるか、教えておくといいと思います。
上の子の幼稚園や保育園準備
上の子が幼稚園や保育園に行っている場合は、朝の準備や帰ってからの片付けなど、旦那さんがノータッチという家庭も多いと思います。意外と日によって用意するものが違うことがありますので、事前に紙などに書いて渡しておくといいと思います。
洗濯や掃除
洗濯や掃除も旦那さんにやり方を伝えておきましょう。出産後は特に家にいるので、家事ができると思われる可能性も高いです。
事前に「出産後はしばらく身体を休ませなければならない。赤ちゃんの育児に専念させて欲しい。」ということをしっかりと伝えておきましょう。
結局しんどい身体で家事をしてしまうことがないように、自分自身も身体を休めなければならないと割り切り、旦那さんにも何度も伝えておくといいと思います。
いかがでしたか。里帰り出産をしないと選択した人は不安が大きいと思います。でも、夫婦で協力して家事・育児を行うことで、新たな家族のきずなも生まれます。そのためには、事前にしっかりと産前・産後の準備をしておきましょう。
また、産後は特に無理をし過ぎずに、できないことはできないと割り切って、周りのサポートを上手に利用しながら、乗り切るようにしましょう。
まとめ
里帰り出産しない人へ、産前・産後を乗り切る方法とは?
里帰り出産しないメリット・デメリットとは
産前までに準備すること
旦那さんへしっかりと伝えておこう