出産をすると毎日休む暇なくオムツを替えたり、授乳をしたり寝かしつけをしたりと赤ちゃんの世話をしなければいけません。慣れない育児で体に不調を感じる母親も多いことでしょう。
気のせいだと思わずに考えてみてください。なんだか変な体の不調…その症状は産後うつの可能性が高いです。
今回は 産後 うつ の 症状 について説明します。
なんだか変な体の不調…その症状産後うつ!?
産後うつはマタニティブルーではない
産後うつもマタニティブルーも原因の1つに急な女性ホルモンの増減があります。しかしマタニティブルーは落ち込んだり、気分が塞いでしまったりしますが一時的な物が多く、産後すぐから2週間前後でおさまる人が多いので心配はいりません。
一方、産後うつは多くの人がお産してから3週間前後に始まり、長い人だと数年も続きます。産後うつ症状はマタニティブルーと違い、症状が悪化すると日常生活に困難を感じたり体も影響があらわれます。
産後うつの気になる症状は何?
産後うつの症状を紹介するので当てはまる症状がないかチェックしてみましょう。
1つ目は睡眠の崩れです。睡眠がとれなくなり全く眠れなくなってしまう人もいます。
2つ目は不安を感じたりイライラしたりすることです。赤ちゃんの泣き声にもイライラしたり、大したことでもない不安を感じてすぐに泣いたりします。
3つ目は疲労感を感じ、マイナス思考になりやすいことです。常に疲れていて将来に不安を感じマイナス思考になりやすいです。
4つ目は集中力や判断力の低下です。何かをする時に集中できなくなり忘れたりします。身だしなみすら億劫に感じ身の回りのこともできなくなります。
5つ目は食欲が増加、または低下することです。過食や拒食の危険があります。
6つ目は子供や夫に関心がなくなり愛情もなくなってしまうことです。赤ちゃんが泣くと無視をしたりしてしまいます。
3つ以上症状が当てはまると産後うつの可能性があります。
父親のうつ症状にも気をつけて!
母親だけではなく、近年では父親も産後うつになってしまう場合が多く注目されています。男性の産後うつの症状を紹介しますので参考にしてみてください。
1つ目は睡眠不足です。母親と同じく全く眠れなくなります。
2つ目は理由もなく落ち込んだり疲労感を感じることです。
3つ目は食欲不振です。ご飯が食べられなくなります。
赤ちゃんに対して興味がなくなったりするのも産後うつの症状だと言います。父親にとって育児はよくわからないことが多くどうして良いかわからないことから自分を追い詰めてしまいうつになります。
産後うつにならないために
産後うつは近くに頼れる人がいる場合はなりにくいですが、気軽に頼れる人がいない人ほどなりやすいと言います。そこで産後うつにならないための予防方法を説明します。
1つ目は睡眠時間をしっかりととることです。睡眠不足は精神が不安定になりやすので気をつけましょう。赤ちゃんが寝ている時間は一緒になるべく寝たり、日中もしっかり寝ましょう。
2つ目は完璧を目指さないことです。責任感が強く頑張る人ほどうつになりやすいです。子育ては完璧にできる人はいません。自分を責めずに完璧じゃなくて良いんだと思いましょう。
3つ目は育児書を参考にしすぎて追い詰めないことです。育児書と違うことがたくさんあります。何でも参考にせずにわからないことは乳児健診の時に聞いたりしましょう。
悩んだら相談して楽になろう
自分でなんとかしなければいけないと思い込んでいるといつまでたってもうつ症状は改善せずにどんどん悪化していきます。困ったことがあったら夫や両親、義理両親など相談しやすい人に相談しましょう。
また相談しづらい場合は病院や保健センターなどの市の機関を使って相談しましょう。カウンセリングをしてくれる病院もあるので受診することも大事です。
産後うつは気づかないうちになっている場合が多いです。おかしいと思ったらすぐに対策をするようにしましょう。
まとめ
なんだか変な体の不調…その症状産後うつ!?
産後うつはマタニティブルーではない
産後うつの気になる症状は何?
父親のうつ症状にも気をつけて!
産後うつにならないために
悩んだら相談して楽になろう