産後は胎児と胎盤そして羊水が排出され、発汗と排尿も増えることから体重は急激に減少します。しかし、妊娠前の体重にはなかなか戻ることができず、半年以上かかる人が多いようです。
今回は、 産後 の 体重 を効率的に減らすコツについてお話しします。
産後の体重を減らしたい!!4つのコツをご紹介します!
時期に合った運動を取り入れる
出産直後から、体の中では妊娠前の状態に戻るための変化が始まっています。出産という重労働を終えた後の体は、大きな負担がかかっているため、体重が気になっていても十分な休養をとるようにしましょう。
退院後2週間を過ぎる前は、本格的な運動は控えるべきですが産褥体操は産後2日目から始めることができます。腹筋を引き締め、子宮の回復を促すためにも、積極的に取り入れてみましょう。
産後半年は体重を減らしやすい期間といわれています。退院後2週間を過ぎたころからは、少しずつ散歩をするなど軽い運動をするようにしましょう。赤ちゃんの世話で疲れがたまるころでもあるため、無理に外出はせず室内でヨガを行うなど、なるべく疲れが残らない方法を考えるようにします。
母乳育児をする
母乳育児ができる人は、母乳育児をするだけでも体重が減ることがあります。母乳をだすことは、とてもエネルギーが必要なことであり1日500キロカロリーを消費するともいわれています。
母乳育児中はお腹がすきやすくなり、食事量が増える人が多いのですが間食や甘いお菓子を避けることで体重を減らしやすくなるでしょう。甘いお菓子や脂肪分が多い食事は、体重を増やすことになるだけでなく乳腺を詰まらせ乳腺炎を引き起こす可能性もあります。
母乳育児中は、脂肪分が少ない和食を中心にし、糖分を含まないもので水分を多めに摂るようにしましょう。産後に体重が思うように減らないからといって、食事制限をすることはやめましょう。
産後は昼夜を問わない育児で体力を消耗しています。食事制限をすることで、体力が回復せず母乳のでも悪くなってしまうこともあるのです。
短期間で体重を減らそうとしない
妊娠中は体重が10キロ程度増加します。出産直後に胎児や羊水の重さが減るため4キロ程度は減りますが、6キロ以上は残ったままになっているはずです。残りの6キロは半年かけて減らすくらいのペースでかんがえておくといいでしょう。
体重が思うように減らないと、ストレスに感じて暴飲暴食の原因にもなります。体重を気にして何度も体重計に乗るのではなく、育児に専念することこそ一番の減量になるのかもしれません。
産後半年を過ぎても、体重が妊娠前に戻らなくても産後半年を過ぎたころから外出がしやすくなります。ベビーカーを押しながら散歩に出かけることで、気分転換しながら体重を減らすことができるでしょう。
トイレを我慢しない
妊娠中の体重の増加の原因は、体内の水分量の増加がほとんどです。産後は、体に貯めていた水分の排出が始まります。とくに産後1か月は汗や尿となって排出されるため、トイレがちかくなります。
しかし、産後1か月は育児がとても大変な時期でもあり、トイレに行く時間もままなりません。トイレを我慢しないことが体重を減らすコツでもあるのです。尿意を我慢することは、膀胱炎を引き起こすためトイレは我慢せずに行くようにしましょう。
育児が忙しくなると、食事を簡単に済ませるようになり菓子パンやレトルト食品に頼りがちになります。産後半年は体重が減りやすい時期ですが、菓子パンやレトルト食品はカロリーが高いため痩せにくくなってしまいます。
タンパク質が豊富な肉の赤身や魚を食べるようにして、妊娠中に落ちた筋肉を増やすことも効率的に体重を落とすコツなのです。
まとめ
産後の体重を減らしたい!!4つのコツをご紹介します!
時期に合った運動を取り入れる
母乳育児をする
短期間で体重を減らそうとしない
トイレを我慢しない